廃校木造校舎での運動会

またもやカミさんの実家、大口市、山野・布計集落へ。

今回はこの地域での運動会に参加。

場所は、知る人ぞ知る、今はもう廃校となってしまってから27年が経つという、鹿児島県大口市の布計（ふけ）小学校跡。

昔この地域は布計金山として知られていたのですが、この小学校が創立されたのは金の採鉱が始まる前、1899（明治32）年。
廃校になるまで80年の歴史を持った小学校が今だにその外観を留めていることで知られていますが、最近では映画『THE WINDS OF GOD』（今井雅之原作、脚本）のロケ場所となったことでも話題となっている小学校なのですよ。

今回は、きのうの綱引きその他でハリキリ過ぎて、ウデやカタが筋肉痛気味なので、ダラダラとした記事はぬきにして、とにかくゆっくり写真をご覧有れ～！


暑くも寒くもなく、いい運同会日和り。今回で28回目を迎える運動会と言うことは、廃校になったその年から始められたのですね。
奥に見えるのが築80年の歴史を持つ木造校舎です。


近くへ寄って見ると、やはりかなりの老朽化が目立ちます。取り壊したりせず、なんとかうまく保存してほしいもの。


校舎の入り口。右側に“国分国民学校”と書かれてあるのは、映画撮影時のセットのため。


大袈裟ではなく、靴を脱いで中へ一歩入ると外の世界と遮断されたような不思議な感覚に・・・。


10歩ほど歩くと、左右に長い廊下がのびています。


教室の中から廊下の方に向かって撮影。外の日射しまで昔の秋のもののよう・・・。


こんなものが無造作に。持ってみたら、意外と重かった！


これは教室を利用しての映画の場面セットだと思います。


こんな感じで、撮影時のピンナップ写真が多数展示されてます。


ピンボケですけど、手前から千葉新一さん、今井雅之さん、渡辺裕之さんですね。


壁に貼られていたもの。たぶん映画のワンシーンにでも使われたのでしょうね。
難しい漢字も有りますが、意味は何となくご理解いただけるのでは？
ちなみに自分で一つひとつ「・・・なかりしか！？」と自問してみたところ、五つとも「ありし！」でした


おっと、忘れるところだった。校庭には零戦の模型機も置かれてあります。撮影に使われたものを寄贈して下さったようです。

運動会自体は少人数ながらも、昔ながらの老若男女入り乱れての運動会でとても楽しいものでした！
「小学校の運動会よりも断然楽しい！」とは3年ぶりにこの運動会に参加した娘の言。そう言えば確かにそうですよね～。小学校の運動会って、いつからあんなにマニュアル化されたものになっちゃったんでしょう？

今回の運動会では、我が家はティッシュ10箱、タオル3本、バケツ1個を獲得し、意気揚々と帰って参りました～
映画『THE WINDS OF GOD』、よろしかったら是非ご覧になって下さい。結構見ごたえ有ると思いますよ。内容などについてはここやここを。
布計小学校跡については、以下のサイトなども。
サイト1　サイト2　サイト3　サイト4
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