kazさんの日々彩々2

どうして花は咲くのだろう?どうして小鳥はさえずるの?
やさしい想いや言葉にふれて、どうして人は泣くのかな?

誰が付けたか、“ヘクソ”とは・・!

2007年09月08日 | 「花」の彩り
注:お食事の前には、お読みにならないで下さい・・。

庭先に咲いた、まるで妖精が持ったら似合いそうな、ハンドベルのような形をした
小さくて可憐な花。
こんな素敵な花を咲かせてくれる植物の名前は、誰が付けたか・・



屁糞葛!
由来は、その茎や葉をもむと悪臭があることから。
どんな悪臭かと言うと、その名の通りの悪臭、としか言い様が無く・・。
(これ以上の説明は、あえて控えさせていただきます・・。)
この匂いのため、この植物を食べる虫はほとんどいないのだとか。

食べないのは虫だけじゃなく、別名には「馬食わず(うまくわず)」 と言うのもあり・・。
馬でさえ、その匂いを嫌がって食べないということなんでしょうが、
これは馬にしてみりゃ、失礼な話なワケで・・。
あと他に、花の内側の茶色い部分をお灸の後に見立てて「灸花」(やいとばな)とも。

秋には茶色いパチンコ玉のような丸い実をつけ、昔は実の汁を、
しもやけやあかぎれに塗っていたらしいです。

実は、このヘクソ葛という呼び名、全国的なものだとは知りませんでした。
ウチの少々口の悪い叔母が、この葛を見るたびに、
「これは臭い葛、ヘクソ、ヘクソ!」と言っていたので、
叔母流の口の悪さから、勝手に付けた名前だと思っていました。

この名が全国的なものだと知ったのは、右のブックマークの所にある
pa-manさんのブログを見て。こちらです。

全国的にこの名前と知り、なぜかホッとすると同時に軽いショックも受け・・(笑)。

この花の可憐さを思うと、ヘクソ葛という名前はあんまりだ。
せめて“ヘ葛”ぐらいにしてやんなきゃねえ。



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4 コメント

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私も忘れません。 (todo)
2007-09-08 14:06:00
私も名前を聞いて、びっくりしました。
でも、花も・・・・可憐だし・・・
それに、実が枯れたとき、丁度、待降節で
馬小屋の飾りに使えるのですよ。
イエスさまもこういう名前なので、
馬小屋にぴったりだと
思われたのでしょうか???

キュウリももうすぐ大きくなるんですね!
私も楽しみにしています。
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鹿児島も 長野県も (pa-man31)
2007-09-08 23:49:49
同じ花で、同じ名前ですね。遠い地方なのに この小さな花を持つ植物は どこでも おなじみなんでしょうか。全国制覇?だね、
次は、からすびしゃく という植物の写真 そのうち出まっせ~。♪
からすびしゃくって 知ってますか?
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Unknown ( todoさんへ!)
2007-09-09 17:08:59
pa-manさんのブログで、冬、リースの飾りに使われたりする
実だというのは知っておりましたが、それ以外でも、todoさんが教えて下さったような事にも使われたりする、とても有難い実だったのですね~。
そう思うと、ホントにこの葛の名前はちょっと不憫・・。

でも凛として可憐に咲いてるこの花は、きっと
「そんな呼び名なんてどうでもいいのよ、
私は私はらしく咲いてみせるだけ・・」と
言っているのかも知れませんね。

キュウリ、たくさんなったらお友達や周りの色んな人たちに
あげるのだと、娘は張り切っています。
todoさんの所までへは、持って行って差し上げれないのが
残念ですが、「todoさんも大きくなるのを楽しみにしてくれてるよ!」と伝えさせていただきますね。
返信する
Unknown (pa-manさんへ!)
2007-09-09 17:29:39
同じ花で、同じ名前、そうなんですよ~。

この葛、たとえばそちらでは、花の形から“妖精の鐘”とか、
“エンジェルハット”と呼ばれているのに、こちらの地方でだけヘクソ葛と呼んでるのだとしたら・・?

全国どこでも、“ヘクソ葛”は“ヘクソ葛”、
“ヘクソ葛”で全国制覇!
そのことを知ったら、ホッとするやら、なおさら不憫に思えるやらで・・。

からすびしゃく~??
こちらでは聞いたことのない名です。
烏に柄杓(ひしゃく)と書くのでしょうか?
もしそうだとしても、余計どんな植物なのか
想像できず・・。
UPして下さるのが楽しみです!
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