風箱の徒然ブログ

旅の思い出話から、木工、日常の徒然を気ままに

函館に入る

2007-05-18 11:10:39 | 1996~97原付日本一周
1996年7月

大間からフェリーに乗り、いよいよ北海道に入る。
しかし、天気はあいにくの雨。rain

大間のフェリーターミナルで知り合ったバイクライダーさんや、自転車で旅するサイクリスト(チャリダーとも言う)さんと話をする。
みなさん、それぞれ荷物をわんさか積んで旅しているようだ。
サイクリストさんは、うまいご飯を炊きたい為に、荷物スペースを割いて、武井バーナーを積んでいた。

天気が雨なので、函館にあるというライダーハウスに泊まろうということになる。

ライダーハウスって何?

何も知らない自分は不安であったが、ともかく雨を防げるだけでもと思い、同行することにした。

ライダーハウスは、北海道特有の施設というか建物で、(他県にも稀に存在するが例外的)
基本的に相部屋の雑魚寝。無論布団もない。
雨など降った時は、テントよりはるかに快適だ。

しかし、人がわんさか来ると寿司詰め状態で、けっこう窮屈になることもある。
他の旅ライダーさんから、アドバイスをいただいたり、けっこう交流の場になる。
たまにマナーの悪い人がいると迷惑だが。

函館は海の玄関口とあって横浜にちょっと似ているなと思った。
洋館があって、レンガ倉庫があるところがそう。
しかし、路面電車は横浜には走っていないな・・・

さて、しばらく市内をウロウロしたら、ライダーハウスに到着。
さすが、ライダーハウスと言うだけあって、外には多種多様なバイクがずらり。


古い建物だが、値段は安いしとても助かった。
その日の夜はライダーハウスに連泊している人達に混じって皆で夕食。
たしか、鍋だったと思う。
酒が入るとなんだか雰囲気が異様な感じに・・・
皆さん癖が強く、自分はもうたじたじ。
そんなに距離は走っていないのだが、なんだかグッタリと疲れた。

翌日晴れたら、無料のキャンプ場があるという東大沼まで進もうと決める。