カジイチゴ(梶苺)
学名:Pubua trifidus Thunb
科名/属名:バラ科 キイチゴ属 落葉低木(半常緑)
開花期:4~5月 花色:白
分布:本州中南部の太平洋側 及び伊豆諸島
名前の由来:葉の形がカジノキに似ている事から
海岸や海岸近く山地に自生するが早春の芽出しの象徴として生け花の
花材などに用いる為庭木として利用される事もある。
葉は長さ10~20cmの大きな掌状で浅く3~7つに裂け縁には大きなギザギザがある。
厚めで表面には光沢がある。茎は鮮明な緑色で親指程の太さ。
若い枝には棘があるが成木にはまったく棘は無い。
開花は4∼5月葉の付け根から伸びた枝の先に直径3~4cmの白い花が
3~5輪ずつ上向きに咲く。
花の後に出来る果実は直径2~4cmの球状で4月末から5月になると赤味のある
淡い黄色に熟す。甘酸っぱく生で食べる事が出来る。
撮影 2020.5.30 カジイチゴの果実
庭木の図鑑 庭木ウキペディアから