綿花(コットンフラワー)
学名:Gossypium
科名/属名:アオイ科 ワタ属の一年草
綿花の英名はCottonflower(コットンフラワー)です。
綿花はワタの実ですが綿花が開いた状態が花の様に見える事から
綿花と呼ばれます。(英名も同じような名前でした)
綿花の起源は熱帯アフリカだと考えられています。
その後インドに渡りインドから中国に渡ったものが
日本にも渡来したそうです。 綿はアオイ科の植物です。
本来は多年草ですが一年草として栽培されています。
綿は夏にムクゲやフヨウに似た花を咲かせます。
花色はクリーム色ですが品種によっては白花やピンク、クリーム色に
花心が濃いピンクの花も有ります。
秋に熟す果実はコットンの材料になります。
綿は本来多年草ですが果実を収穫するため栽培されているもの多くは1年草です。
綿花(綿花)と言うと綿の花かと思うかも知れませんが綿の果実の事を指します。
秋に熟した果実が弾ける中から白い綿毛が現れます。
この花の様に見えると言う事から綿花と呼ばれる様になりました。
綿花は木綿コットンの材料です。
綿花の綿毛を取り出し糸にしてから布地に織ったものコットンです。
私たちの衣類やタオルなど身近な所にあふれる素材です。
綿花には白と茶色があります。白い綿花からは白いコットンが
茶色い綿花からは茶色いコットンが出来ます。
あまり見かけない緑色のもありグリーンコットンとして流通しています。
グリーンコットンはオリーブグリーンの様なくすんだ優しい緑色をしています。
綿花は夏に花を咲かせて秋には収穫できます。
熟した中からフワフワの綿花が顔を出したら収穫時期です。
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