ジンチョウゲ(沈丁花)
学名:Daphne odora
科名/属名:ジンチョウゲ科 ジンチョウゲ属 和名:沈丁花
原産地:中国 開花期:3~4月 花ことば:栄光 勝利
香り高い花を咲かせる代表的な花木で春の沈丁花 夏の梔子 秋の金木犀
を合わせて三大香木と称されます。
ジンチョウゲは常緑低木で春先に小さな花が塊になって枝先に開花します。
樹高は1~1・5m程でよく分岐し特に剪定しなくても 丸くこんもりとした樹形を保ちます。
ジンチョウゲの特徴は香り高い事で名前の由来は花の香りが沈香に
似ている事と十文型の花が丁字(クローブ)に似ている事に由来します。
原産は中国ですが室町時代にすでに栽培されていたと言う記述があります。
※花の外側が淡紅色のものをウスイロジンチョウゲと言います。
雌雄異株で雄株と雌株があります。
日本では流通している多くは雄株のため実を見る機会はめったにありませんが
赤い可愛い実を付けます。ただ実は猛毒です。
ジンチョウゲは三大香木の中でも一番遠くまで香りが届くと言われその香りには
100種類以上の成分が含まれているそうです。香水や化粧品などにも利用されています。
※花の白い品種 シロバナジンチョウゲ
庭で咲いたシロバナジンチョウゲ 2023.3.13
2023.3.13 沈丁花