ヒマラヤユキノシタ
学名:Bergenia Stracheyi
科名/属名:ユキノシタ科 ヒマラヤユキノシタ属
別名:オオイワウチワ(大岩団扇)
原産国:ヒマラヤ山脈 花色:ピンク 白 草丈:10~50cm
花ことば:秘めた感情 順応 など
ヒマラヤユキノシタはヒマラヤ山脈周辺の地域に約10種が分布する
ユキノシタ科ベルゲニア属(ヒマラヤユキノシタ属)の常緑性多年草です。
分布域は中国 アフガニスタン、パキスタン、ネパール、チベットなどにあり
高山の森林や高原、岩場などに自生しています。
「ヒマラヤユキノシタ」と言う和名は本来はベルゲニア・ストラケイ種
(Begenia・strachyi)に付けられた名前ですが現在は交配種を含む
ベルゲニア・ストラケイ種の植物全般の事をヒマラヤユキノシタと
呼ぶことが多くなっています。
日本には明治時代に渡来し早春を彩る花として広く普及しています。
花期は2~4月花期になると葉の間から茎を伸ばして花序を出し
花径1~3㎝程度の花を多数咲かせます。
花は5∼6枚の花弁を持ち雄蕊は10~20cm 雌蕊は1個で柱頭が3裂します。
花色はピンクの他白色。
葉は長さ10~20cm程度の大きなしゃもじの様な形で茎は螺旋状に付きます。
常緑性で草丈10~50cm程度に成長し地面を這うように広がる為
グランドカバーとしてもよく利用されます。
耐寒性が強く半日陰でも花を咲かせます。
※和名のヒマラヤ雪の下はヒマラヤ地方原産で寒さに強く雪が積もっても
その下で艶のある緑の葉を茂らせる事に因むと言われています。
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