6月15日
道の駅 ぐりーんふらわー牧場・大胡
広場に咲いていたリョウブの木の花
リョウブ(令法) 別名:ハタツモリ(畑守)
リョウブ科 リョウブ属 落葉小低木 開花期:6~8月
原産地:日本 韓国 花ことば:あふれる思い くつろぎ
リョウブは日本 韓国原産で北海道南部 本州 四国 九州に
広く分布して山林に自生りています。
リョウブは幹が剥がれてまだら模様になり老木の樹皮には
独特の風情が見られ庭木として観賞価値があります。
リョウブは樹高3~10mになるリョウブ科の落葉小高木です。
日本では6~8月頃に開花します。
リョウブの幹は根元から分岐して株立ち状になり樹皮は
表面が剥離して茶褐色で滑らかになるので「サルスベリ」と呼ぶ
地方もあります。
リョウブの葉は互生する単葉で枝先に集まり長さ5~15㎝ 幅4~10程の
倒卵形で先端は短く尖り縁には細い鋸歯があります。
裏面には細かな毛があり白っぽく見えます。
秋には紅葉しますが寒い地域の方がきれいに紅葉します。
リョウブの花は枝先に10~20㎝程度の総状花序を数個つくり
白色の5弁の花を密に付けます。花弁は6~7mm程で雄蕊は花弁より
長くなります。この花は蜜源植物として様々な虫が集まります。
リョウブの果実は蒴果で径4mm程の球形になり密に毛が生えます。
種子には長さ1mm程の扁平な楕円形です。
リョウブの利用
リョウブの芽吹いてすぐの若葉は「木の芽」と呼ばれあく抜きした物を
ごはんと一緒に炊き込んで「令法飯」を作ります。
昔は若葉を乾燥させて飢餓の救荒植物として貯蔵されたと言われいます。
他には団子に混ぜて食べたり天婦羅にして食べられていました。
GREEN PIECEより
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