ノリウツギ(糊空木)
学名:Hydrangea paniculata 落葉広樹
科名/属名:ユキノシタ科 アジサイ属 高さ:2~5m 花期:6~7月
小野池あじさい公園の花(6/24)
花は穂状になり他の紫陽花類とは異なる。あじさいと違い高さ5m程の木になる。
樺太や千島列島などを含む東アジアに広く分布する紫陽花の仲間。
日本では北海道から九州の高原や山地に見られるが北海道や東北地方に特に多い。
ウツギのように初夏に白い花を咲かせる。
樹皮に含まれる粘液を利用して製紙用の糊を作った事から
「ノリウツギ」と命名され「ノリノキ」とも言う別名もある。
またアイム語では「サビタ」と言い北海道では「サビタの花」とも呼ばれる。
開花は6~8月 小さい花がまばらに集まってピラミット状の円錐形を作る。
ガクアジサイのようにも見えるが花の様子はカシワバアジサイに近い。
花びらのように見える白いものはガクが花びら状に変化したもので
「装飾花」と呼ばれるもの。
花の後には楕円形の果実が出来10月頃に熟すと中から尻尾の様な翼を持つ種子が顔を出す。
果実がなる頃装飾花は淡いピンク色変化する事が多い。
葉は長さ5~12cmの卵形に近い楕円形で枝から対になって生じるのが
基本だが稀に3枚の葉が一緒に出る。
葉の先端は鋭く尖り縁には細かいギザギザがある。
若い木の樹皮は赤みを帯びる。
樹齢を重ねると淡い灰色になり薄く剥離する。樹皮は水に浸すと粘液が出る。
曲がりくねったノリウツギの根は傘や杖の柄、パイプの材料として珍重され
北海道の「サビタのパイプ」が特に知られている。
ウィキペディアより
小野池あじさい公園の入り口の
高い所で咲いていたノリウツギがとても綺麗でした。
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