ウワミズザクラ(上溝桜)
科名/属名:バラ科 ウワミズサクラ属
別名:ハハカ カニワザクラ コンゴウザクラ
分布:北海道南西部∼九州 開花期:5∼6月
別名
ハハカの由来は古代の鼈甲占いで溝を掘った板に使われた事から
高さ10~15mの落葉高木でイヌザクラによく似ていますが
花の個数が多く花序枝に葉が付く事でも区別できます。
長さ6~8cmの総状花序を出し
白い小さな花を沢山付けブラシの様に見えます。
5枚ある花弁は雄蕊より短い。
7月中旬頃には房状に5~6mmのオレンジ色の実を付け
黒くなるまで熟した実は果実酒にも使えます。
若い実を塩漬けにした物はアンニンゴ「杏仁香」と呼ばれ
焼き物の前付けや酒の肴にされる。
アンニンゴ「杏仁香」は不老不死の妙薬とされ三蔵法師は
仏教の経典と共にこれを求めて旅に出たと言う説もある。
杏仁香を漬けた果実酒は杏仁香酒と呼ばれる。
「前橋市ぐりーんふらわー牧場・大胡」で見たウワミズザクラ
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