チョウジザクラ(丁字桜)
学名:Prunus apetala
科名/属名:バラ科 サクラ属 落葉広葉 高さ:3~6m
別名:カバザクラ メジロザクラ
2021.3.29 遊歩道
本州中部と九州の一部(熊本県)の山地や沢谷に分布する桜の仲間。
園芸品種ではなく日本に自生する野生の桜で太平洋岸に多い。
香辛料の原料となるモルツカ島原産の「丁字(クローブ)」に似た花を
咲かせる為チョウジザクラと命名された。
葉は長さ5~8cm程で枝から互い違いに生じる。
葉の縁にはギザギザが目立ち先端は細長く尖る。
葉や葉の付け根に薄茶色の細かな毛があるのも大きな特徴となる。
開花期は3~4月で葉が展開する少し前あるいは葉の展開と同時だが
下向きに咲く事、花数がまばらな事、花弁が小さい事からあまり目立たない。
花弁は5枚で花全体の直径は2㎝未満、色は白が多いが薄ピンクもある。
花の後に出来るさくらんぼは直径6mm程で球形
8月頃に黒く熟せば甘みがあって食用にになる。
樹皮はヤマザクラに似ており紫がかった光沢がある暗褐色が美しい為
ヤマザクラと共に「樺工芸」と呼ばれる工芸に使われる。
また成長は遅く幹の径も最大で30cm程にしかならないが株元から
ひこばえを出し株立ち状に育つため薪として使われる事もある。
庭木図鑑 植物ウキペディアから
散歩の途中で見つけた花で調べて見たらチョウジザクラ?かなと。。。
目立たずそっと咲いていて可愛い♡のです!
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