山田真貴子が特別職の国家公務員であった内閣広報官を3月1日に退職したと。内閣広報官とは内閣府にある大臣官房内の政府広報室とは別で、内閣官房内の内閣広報官であった。従って内閣官房のホームページを開けると、幹部の紹介で経歴も紹介してある。山田真貴子の後を引き継いだ小野日子はまだ、間に合わなかったか経歴は載っていない
菅義偉に引き立てられた内閣総理大臣補佐官(政策評価、検証担当)の柿崎明二も掲載されている。生年月日、出身地、職歴略歴も掲げてある。厚生労働省独立行政法人評価委員会臨時委員もやってるし、平成31年(2019年)4月には法政大学法学部兼任講師もしている。菅義偉との接点はあるんだな
安倍晋三を屋台骨で支えた杉田和博は内閣官房副長官で生年月日は昭和16年(1941年)4月22日、出身地は埼玉県とある。今年4月で80歳である。東京大学法学部の卒業後警視庁に入所した。その後ずっと警察畑である。定年退官して平成17年(2005年)7月に財団法人世界政経調査会会長に納まっている。この財団法人は60年安保の翌年、昭和36年(1961年)7月1日設立である。電子公告の令和2年3月31日の貸借対照表によると、正味財産は1億2千万円であるが、その全額は退職給与引当預金になっている
その後平成24年(2012年)12月から安倍政権の下で警察畑で培った本職を生かした職となっている。平成29年(2017年)8月からは内閣人事局長を兼ね、歳を老いてもますます、サツ(警察)能力に磨きがかかってきた
山田真貴子が退職したため、防波堤の山田真貴子がいなくなったため、2月26日の首相会見は「ぶら下がり」になり記者の取材に応じた。珍しく記者達もいつになく活発に質問した。菅義偉は最後には「同じような質問ばっかり」と苛立った。この中でいつものことだが「~じゃないでしょうか」と連発した。3月1日のハーバービジネスオンラインで上西充子は18分の記者会見の答弁で「~じゃないでしょうか」は13回、「~じゃないですか」は2回使われたと。
この「~じゃないでしょうか」は国会答弁でも良く使われた。菅義偉の口癖であるが、違和感があるんだな。耳障りなんだな。郷土の秋田の方言かなとも推察したが、分からない。ふと思ったのが、本人は「しょうか」と敬語と認識しているのかなと思いを馳せた
この前に知人から「送付いただけませんか」と語られた。以前にも別人から「いただけませんか」の用法を思い出した。使っている本人は敬語だと思っているだろうが、命令口調ともとれる。言葉とは伝達の手段である。言葉とか所作は教育や生活してきた環境に負うことが多い。
テレビを見ていて、所謂専門家が玄人が出演している。司会者から問いかけられると、大学の経済学者は経済学の見地から、弁護士は法律家あるいは法律の観点からと良く聞かれる。例えば感染症の医者ならば、感染症学ではとは言える。医学とは科学的知識の積み重ねであろう。コロナワクチンに関してさえ、最初は一瓶で6回とか5回とか取れると言っていたが、徳洲会病院ではインシュリン注射を使えば7回取れると。専門家でさえ新しい局面では異なる見解が出てくる
ましてや社会科学の分野では、色々な見解がある。法律一つとっても解釈により正が反にもなる。質問を振られ、○○学ではと講釈するのは、逃げのようにも見える。俺はお前の見解が聞きたいのに、○○学では云々とは客観的すぎるんだな。もっともテレビとは少しの本音、多くの建前だからしょうがないな。お笑いはお笑いの分野ではとは言わないな。その点お笑いは何でも言えるし、何でも言えて害にならない
本来、藝術とはそうなんだな。加藤唐九郎が舞台の上では藝術では何をやっても良いと話したが、藝術とは幅が広い。裾野が広い。想像力は無限だな。東大を卒業して官僚を希望する者が減少したと。官僚の退職者が増加したと。総務省が東北新社に対して衛星放送事業認定を取り消すと。外資比率が20%以上であったが、チェックが不十分で重大な瑕疵があったと。デジタル改革法案では45カ所の誤りがあり、かつ正誤表にも2カ所の欠落があったと
官僚たちの質が落ちた。お笑いだな。誰が官僚たちの質を落としたか。安倍晋三・菅義偉政権の責任だな。何せ権力の頂点に立って長すぎた。永すぎた春という言葉があるが、頭が腐れば下も腐ってくる。やりたい放題。人事も金もやりたい放題だな。安倍晋三の後には官房長官だった菅義偉が総理大臣になっちゃった
かって自民党をぶっ潰すと言って総理大臣になった男がいた。今は改心して原発反対を叫んでいる男が、その男が総理大臣を射止めた。左派だった田中派を潰し、官邸を強固にして自民党を強くした。派閥に分散していたのを官邸に一点集中した。国民は腐りきった自民党を壊す男が自民党から出て、手を叩いた。原発も従来通り推進した。支持率は急上昇だな。マスコミも絶賛、いや追っかけだな
しかし、今よりはまだましだったかも知れない。安倍晋三になって、決められない政治が決められてしまった。国会でも堂々と噓をついた。噓つきは泥棒の始まりと言われるが、野党が束になって掛かっても、我関せず、堂々と虚偽答弁を貫いた。その挙句には「私の契約者は国民です」と言っていた官僚を殺した
国会の外で弁護士らがようやく腰を上げて、虚偽答弁だと分かった。嘘つきは小説家、いや小説の始まりかな。小説の場合には騙しだな。騙しでも辻褄が最後まで合えば良い。しかし、政治家(周旋屋)の場合には嘘がばれる。週刊誌によってばれちゃう。騙しが効かないからハイそれまでよになる。後は官僚が尻を拭う。官僚たちは紙が何枚あっても拭えない。まるで報道機関のように垂れ流しになっちゃうな
安倍晋三は、菅義偉総理の場合には菅義偉官房長官はいないと。取材でオフレコだったが、表に出ちゃった。安倍晋三はしまったと頭を掻いたそうだが、後の祭りだな。しかし発言は的を得ている。裏の仕事は全部、菅義偉だな。外交は安倍晋三、内政は菅義偉に任せた。菅義偉は総務省を足掛かりにして、人事で官僚を締め上げた。官僚たちは出世したい。官僚とは階級社会なんだな。一歩一歩と上を、政治家を見ながら階段を上って行く
安倍晋三・菅義偉は官僚に対して自分に都合の良いように尻を叩き、首を斬る。統治者とは気持ちが良いだろうな。菅義偉なぞは、官房長官とは楽しいと。やりたいことが出来るから、出来たから、こんな楽しいものはないと。官僚もなめられたものだな。まあ身から出た錆かな
内閣官房報償費がある。俗に内閣官房機密費と言われる。機密費の内訳は、調査情報対策費と活動関係費と政策推進費の3種あると。このうち調査情報対策費と活動関係費は事務補助者が出納管理するが、政策推進費は官房長官にお金が渡った時点で支出完了となると。政策推進費は領収書がいらないと。従って何に使ったかは官房長官が知るのみであると。赤旗の調べでは、安倍晋三内閣時代の8年近くで機密費総額95億4200万円の内、政策推進費は86億8000万円だったと。年間に直すと10億円を超えている
機密費は過去にも問題になった。塩川正十郎は宇野内閣の官房長官時代に議員の外遊の餞別とかマスコミ懐柔とかに使ったと暴露したが、平成13年(2001年)小泉純一郎内閣で論功行賞として財務大臣に就任すると、国会で機密費について質問を受けたら忘れたと。その時横に座っていた扇千景国土交通大臣の呆れた顔が忘れられない。忘れたとは便利な言葉だな
菅義偉は人事で官僚を締め上げ、金で内部外部を操作した。人と金を掌握すれば鬼に金棒であるな。少なくても霞が関内では、シマの中では自由闊達だな。話の特集に矢崎泰久がいる。若い頃、近所にギター弾きの深沢七郎がいたと。いつしか右翼が、話の特集編集室に殴り込んできて編集長を出せと。とっさに、ジンム、スイゼイ、アンネイと口ずさんで、かつ神武、綏靖、安寧と歴代天皇全員の名を漢字で書き、命拾いしたと。昔の教育は暗唱だった。音読で覚えさせられたと。五木寛之も酒場で旧軍人に絡まれて、軍人勅語を言ってみろと。滔々と語ったと。旧軍人は舌を巻いて逃げたと。暗唱とは時として忘れようにも忘れない、頭の底にこびりついて忘れられないこともあると。弊害もあるんだな。政治家(周旋屋)のように「忘れた」とは言えないな
その矢崎泰久が田中角栄に取材したと。木乃伊取りが木乃伊になるのを恐れ、やっと取材したと。取材を終えて帰り際に秘書の早坂茂三から茶封筒を渡されたと。数えても良いかと聞いて数えたら、1万円札が100枚入っていたと。矢崎泰久はタクシー代にしては多すぎると返したら、返したのは貴方が初めてだと
国家とは、国家財政とは歳入は税金が原資である。公表できないものもあるんだな。他国との折衝は公表すると悪影響になる場合もあるかも知れない。しかれども支払い当座はともかく、何年も非公表とは理解できない。国家とは暗部があると言うことだな。せめて10年経たら支払先、目的内容、金額を公表するのが筋だな。それは政権が移っても、民主党に政権が万一移っても同じ扱いにするんだな。過去に民主党でも機密費は公にならなかった。政治家とは立場が変わっても、政治家(周旋屋)であり続けるんだな
菅義偉は総理大臣になって、NHKテレビに出演した折に日本学術会議の会員を任命しないのは何故かと問われたら、ムッとして「説明できることと説明できないことがあると」、思わず本音が出てしまった。翌日には手下である山田真貴子内閣広報官から首相は怒っている、打ち合わせと違うじゃないかと連絡したと報道では言われている
任命拒否とは説明できないことなんだな。任命拒否の理由を述べると、日本学術会議の独立性を侵すことになるから言えないと。説明できない理由を言うと、自らの領域を侵されるから言わないのでなく、言えないのだな。しかし国家が、権限を独占している国家権力者が国民に説明出来ない事があるのは民主主義とはかけ離れているな。機密費も支払い時に説明出来なければ何年か経た後で公表しなければならない
菅義偉はどういう人生を歩んできたのだろう。30年以上政治の世界である。その業界で長く年数が経つと、業界外の世界は知らない。村木厚子や山田真貴子や小野日子を見ても同じ省内での結婚だな。意外と交際範囲は狭いことが窺える
政治家の場合には大衆との接点は選挙の時だけである。それと選挙のために地元の後援会活動だけである。菅義偉は、大臣は総務大臣だけ、後は長い官房長官時代。官房長官時代では国民との接点は無い。仲間の報道関係者に説明、その説明は一方的で曖昧な方が良い。具体的でなく抽象的な方が良いんだな。国民の前に出てきて説明するのは総理になって初めてではないかな。それも原稿を携え、ただ読むだけだな。人事の菅義偉と言われたぐらいだから、命令一本だったのだろう。国民からの印象とかは本人に取れば関係ない。総理になって初めて気にしだしたのだろう。総理とは支持率が大事だと、総理を長くやり続けるのは支持率が重要だと
菅義偉は、雪深い田舎から出てきた苦労人、好々爺の印象で驚くほどの支持率であった。当初順調な滑り出しだったが、コロナの対応で支持率が急落して焦ったな。そして平身低頭謝る、謝れば国民は納得すると踏んでいる。大衆から見ると、謝れば可哀想に思えてくるな。余りいじめないでと。そして案の定支持率は少し盛り返した
しかし、権力者は謝れば済むことではないな。安倍晋三、杉田和博、二階俊博の3人爺が菅義偉、杉田和博、二階俊博の3人爺に代わって支配が続いている。知事とか市町村長が何人もいる。しかし、調査していないが2期8年までは許されるが、3期12年となると多選の弊害が多いように思う。選挙区の区割りも国会で決める。国会議員も選挙区での多選の制限をした方が良いではないかな。神奈川県知事が小池百合子東京都知事に嘘をつかれたと。手玉に取られたと。神奈川県、千葉県、埼玉県の知事は小池百合子に先導されたと。小生から見ると、間抜けだな。間が取れなかったな
「~じゃないでしょうか」は謙譲に変えた命令であろうな。あるいは命令を装った謙譲語であろうと推測する
菅義偉に引き立てられた内閣総理大臣補佐官(政策評価、検証担当)の柿崎明二も掲載されている。生年月日、出身地、職歴略歴も掲げてある。厚生労働省独立行政法人評価委員会臨時委員もやってるし、平成31年(2019年)4月には法政大学法学部兼任講師もしている。菅義偉との接点はあるんだな
安倍晋三を屋台骨で支えた杉田和博は内閣官房副長官で生年月日は昭和16年(1941年)4月22日、出身地は埼玉県とある。今年4月で80歳である。東京大学法学部の卒業後警視庁に入所した。その後ずっと警察畑である。定年退官して平成17年(2005年)7月に財団法人世界政経調査会会長に納まっている。この財団法人は60年安保の翌年、昭和36年(1961年)7月1日設立である。電子公告の令和2年3月31日の貸借対照表によると、正味財産は1億2千万円であるが、その全額は退職給与引当預金になっている
その後平成24年(2012年)12月から安倍政権の下で警察畑で培った本職を生かした職となっている。平成29年(2017年)8月からは内閣人事局長を兼ね、歳を老いてもますます、サツ(警察)能力に磨きがかかってきた
山田真貴子が退職したため、防波堤の山田真貴子がいなくなったため、2月26日の首相会見は「ぶら下がり」になり記者の取材に応じた。珍しく記者達もいつになく活発に質問した。菅義偉は最後には「同じような質問ばっかり」と苛立った。この中でいつものことだが「~じゃないでしょうか」と連発した。3月1日のハーバービジネスオンラインで上西充子は18分の記者会見の答弁で「~じゃないでしょうか」は13回、「~じゃないですか」は2回使われたと。
この「~じゃないでしょうか」は国会答弁でも良く使われた。菅義偉の口癖であるが、違和感があるんだな。耳障りなんだな。郷土の秋田の方言かなとも推察したが、分からない。ふと思ったのが、本人は「しょうか」と敬語と認識しているのかなと思いを馳せた
この前に知人から「送付いただけませんか」と語られた。以前にも別人から「いただけませんか」の用法を思い出した。使っている本人は敬語だと思っているだろうが、命令口調ともとれる。言葉とは伝達の手段である。言葉とか所作は教育や生活してきた環境に負うことが多い。
テレビを見ていて、所謂専門家が玄人が出演している。司会者から問いかけられると、大学の経済学者は経済学の見地から、弁護士は法律家あるいは法律の観点からと良く聞かれる。例えば感染症の医者ならば、感染症学ではとは言える。医学とは科学的知識の積み重ねであろう。コロナワクチンに関してさえ、最初は一瓶で6回とか5回とか取れると言っていたが、徳洲会病院ではインシュリン注射を使えば7回取れると。専門家でさえ新しい局面では異なる見解が出てくる
ましてや社会科学の分野では、色々な見解がある。法律一つとっても解釈により正が反にもなる。質問を振られ、○○学ではと講釈するのは、逃げのようにも見える。俺はお前の見解が聞きたいのに、○○学では云々とは客観的すぎるんだな。もっともテレビとは少しの本音、多くの建前だからしょうがないな。お笑いはお笑いの分野ではとは言わないな。その点お笑いは何でも言えるし、何でも言えて害にならない
本来、藝術とはそうなんだな。加藤唐九郎が舞台の上では藝術では何をやっても良いと話したが、藝術とは幅が広い。裾野が広い。想像力は無限だな。東大を卒業して官僚を希望する者が減少したと。官僚の退職者が増加したと。総務省が東北新社に対して衛星放送事業認定を取り消すと。外資比率が20%以上であったが、チェックが不十分で重大な瑕疵があったと。デジタル改革法案では45カ所の誤りがあり、かつ正誤表にも2カ所の欠落があったと
官僚たちの質が落ちた。お笑いだな。誰が官僚たちの質を落としたか。安倍晋三・菅義偉政権の責任だな。何せ権力の頂点に立って長すぎた。永すぎた春という言葉があるが、頭が腐れば下も腐ってくる。やりたい放題。人事も金もやりたい放題だな。安倍晋三の後には官房長官だった菅義偉が総理大臣になっちゃった
かって自民党をぶっ潰すと言って総理大臣になった男がいた。今は改心して原発反対を叫んでいる男が、その男が総理大臣を射止めた。左派だった田中派を潰し、官邸を強固にして自民党を強くした。派閥に分散していたのを官邸に一点集中した。国民は腐りきった自民党を壊す男が自民党から出て、手を叩いた。原発も従来通り推進した。支持率は急上昇だな。マスコミも絶賛、いや追っかけだな
しかし、今よりはまだましだったかも知れない。安倍晋三になって、決められない政治が決められてしまった。国会でも堂々と噓をついた。噓つきは泥棒の始まりと言われるが、野党が束になって掛かっても、我関せず、堂々と虚偽答弁を貫いた。その挙句には「私の契約者は国民です」と言っていた官僚を殺した
国会の外で弁護士らがようやく腰を上げて、虚偽答弁だと分かった。嘘つきは小説家、いや小説の始まりかな。小説の場合には騙しだな。騙しでも辻褄が最後まで合えば良い。しかし、政治家(周旋屋)の場合には嘘がばれる。週刊誌によってばれちゃう。騙しが効かないからハイそれまでよになる。後は官僚が尻を拭う。官僚たちは紙が何枚あっても拭えない。まるで報道機関のように垂れ流しになっちゃうな
安倍晋三は、菅義偉総理の場合には菅義偉官房長官はいないと。取材でオフレコだったが、表に出ちゃった。安倍晋三はしまったと頭を掻いたそうだが、後の祭りだな。しかし発言は的を得ている。裏の仕事は全部、菅義偉だな。外交は安倍晋三、内政は菅義偉に任せた。菅義偉は総務省を足掛かりにして、人事で官僚を締め上げた。官僚たちは出世したい。官僚とは階級社会なんだな。一歩一歩と上を、政治家を見ながら階段を上って行く
安倍晋三・菅義偉は官僚に対して自分に都合の良いように尻を叩き、首を斬る。統治者とは気持ちが良いだろうな。菅義偉なぞは、官房長官とは楽しいと。やりたいことが出来るから、出来たから、こんな楽しいものはないと。官僚もなめられたものだな。まあ身から出た錆かな
内閣官房報償費がある。俗に内閣官房機密費と言われる。機密費の内訳は、調査情報対策費と活動関係費と政策推進費の3種あると。このうち調査情報対策費と活動関係費は事務補助者が出納管理するが、政策推進費は官房長官にお金が渡った時点で支出完了となると。政策推進費は領収書がいらないと。従って何に使ったかは官房長官が知るのみであると。赤旗の調べでは、安倍晋三内閣時代の8年近くで機密費総額95億4200万円の内、政策推進費は86億8000万円だったと。年間に直すと10億円を超えている
機密費は過去にも問題になった。塩川正十郎は宇野内閣の官房長官時代に議員の外遊の餞別とかマスコミ懐柔とかに使ったと暴露したが、平成13年(2001年)小泉純一郎内閣で論功行賞として財務大臣に就任すると、国会で機密費について質問を受けたら忘れたと。その時横に座っていた扇千景国土交通大臣の呆れた顔が忘れられない。忘れたとは便利な言葉だな
菅義偉は人事で官僚を締め上げ、金で内部外部を操作した。人と金を掌握すれば鬼に金棒であるな。少なくても霞が関内では、シマの中では自由闊達だな。話の特集に矢崎泰久がいる。若い頃、近所にギター弾きの深沢七郎がいたと。いつしか右翼が、話の特集編集室に殴り込んできて編集長を出せと。とっさに、ジンム、スイゼイ、アンネイと口ずさんで、かつ神武、綏靖、安寧と歴代天皇全員の名を漢字で書き、命拾いしたと。昔の教育は暗唱だった。音読で覚えさせられたと。五木寛之も酒場で旧軍人に絡まれて、軍人勅語を言ってみろと。滔々と語ったと。旧軍人は舌を巻いて逃げたと。暗唱とは時として忘れようにも忘れない、頭の底にこびりついて忘れられないこともあると。弊害もあるんだな。政治家(周旋屋)のように「忘れた」とは言えないな
その矢崎泰久が田中角栄に取材したと。木乃伊取りが木乃伊になるのを恐れ、やっと取材したと。取材を終えて帰り際に秘書の早坂茂三から茶封筒を渡されたと。数えても良いかと聞いて数えたら、1万円札が100枚入っていたと。矢崎泰久はタクシー代にしては多すぎると返したら、返したのは貴方が初めてだと
国家とは、国家財政とは歳入は税金が原資である。公表できないものもあるんだな。他国との折衝は公表すると悪影響になる場合もあるかも知れない。しかれども支払い当座はともかく、何年も非公表とは理解できない。国家とは暗部があると言うことだな。せめて10年経たら支払先、目的内容、金額を公表するのが筋だな。それは政権が移っても、民主党に政権が万一移っても同じ扱いにするんだな。過去に民主党でも機密費は公にならなかった。政治家とは立場が変わっても、政治家(周旋屋)であり続けるんだな
菅義偉は総理大臣になって、NHKテレビに出演した折に日本学術会議の会員を任命しないのは何故かと問われたら、ムッとして「説明できることと説明できないことがあると」、思わず本音が出てしまった。翌日には手下である山田真貴子内閣広報官から首相は怒っている、打ち合わせと違うじゃないかと連絡したと報道では言われている
任命拒否とは説明できないことなんだな。任命拒否の理由を述べると、日本学術会議の独立性を侵すことになるから言えないと。説明できない理由を言うと、自らの領域を侵されるから言わないのでなく、言えないのだな。しかし国家が、権限を独占している国家権力者が国民に説明出来ない事があるのは民主主義とはかけ離れているな。機密費も支払い時に説明出来なければ何年か経た後で公表しなければならない
菅義偉はどういう人生を歩んできたのだろう。30年以上政治の世界である。その業界で長く年数が経つと、業界外の世界は知らない。村木厚子や山田真貴子や小野日子を見ても同じ省内での結婚だな。意外と交際範囲は狭いことが窺える
政治家の場合には大衆との接点は選挙の時だけである。それと選挙のために地元の後援会活動だけである。菅義偉は、大臣は総務大臣だけ、後は長い官房長官時代。官房長官時代では国民との接点は無い。仲間の報道関係者に説明、その説明は一方的で曖昧な方が良い。具体的でなく抽象的な方が良いんだな。国民の前に出てきて説明するのは総理になって初めてではないかな。それも原稿を携え、ただ読むだけだな。人事の菅義偉と言われたぐらいだから、命令一本だったのだろう。国民からの印象とかは本人に取れば関係ない。総理になって初めて気にしだしたのだろう。総理とは支持率が大事だと、総理を長くやり続けるのは支持率が重要だと
菅義偉は、雪深い田舎から出てきた苦労人、好々爺の印象で驚くほどの支持率であった。当初順調な滑り出しだったが、コロナの対応で支持率が急落して焦ったな。そして平身低頭謝る、謝れば国民は納得すると踏んでいる。大衆から見ると、謝れば可哀想に思えてくるな。余りいじめないでと。そして案の定支持率は少し盛り返した
しかし、権力者は謝れば済むことではないな。安倍晋三、杉田和博、二階俊博の3人爺が菅義偉、杉田和博、二階俊博の3人爺に代わって支配が続いている。知事とか市町村長が何人もいる。しかし、調査していないが2期8年までは許されるが、3期12年となると多選の弊害が多いように思う。選挙区の区割りも国会で決める。国会議員も選挙区での多選の制限をした方が良いではないかな。神奈川県知事が小池百合子東京都知事に嘘をつかれたと。手玉に取られたと。神奈川県、千葉県、埼玉県の知事は小池百合子に先導されたと。小生から見ると、間抜けだな。間が取れなかったな
「~じゃないでしょうか」は謙譲に変えた命令であろうな。あるいは命令を装った謙譲語であろうと推測する