風のたより

電子計算機とは一極集中の現象が大であるが、その合間を縫って風の一頁を

白州の正子ちゃん

2015-10-09 19:24:43 | 日記
急に秋がやってきた
いつの間にか、秋になった

今年は秋の訪れが早い
気象界では、何と言ったかな

冬の訪れが早いと、雪の量は少ないと

蓼科に北八ヶ岳ロ-プウェイがある。平日でも登山姿の男女がいたが、紅葉は例年よりも半月早いと

夏の終わりに低温になり、雨が多かったせいか、色が鮮やかでない

天気は良かったが、気温は低く感じられたが、赤の鮮やかさがないんだな
今の時期は志賀高原か乗鞍と言われるが、蓼科も2000メ-トル近い。

蓼科には小津安二郎の記念館が前に伺った時にあった。
小津安二郎と相棒の脚本家の言葉「酒を飲んだら、自らの醜態を晒せと」
小津さんは酒は飲んだが、余り変わらなかったと、
脚本家とは両極端の酒に対する有様だな

ダイヤ菊の2級を好んだと
まあ、旨い酒だな

開高健は真澄を好んだようだが、ダイヤ菊の方が旨いな

美ヶ原への途中の道でも紅葉は今一つ
紅葉になる前に、葉が落ちている

小諸や上田は坂の町

東京も坂が多い。大阪から東京に来た連中からは坂が多いと
だから山の手、下町という言葉、地域が出たのだろう

明治や元禄の頃は、岡場所という言葉もあったが、ちと違うか

東京のはずれ
神奈川にちかいところに、白州次郎、正子が住んだ武相荘がある
昔は道も舗装されてなく、どろんこ道だったろうに、よく住んでいた
武蔵と相模の境であるので、武相荘と名づけたと

言葉にすると、ブアイソウとなる
言葉で聞くと不愛想にもなる

信州は北国では得てして、愛想の無い人をまま見かける
小生は、その手の女を、白州の正子ちゃんと称している

上田に刀屋という蕎麦屋がある
相変わらず繁盛している
数十年前に訪れた際にも、花澤徳衛の色紙が飾られていた

工匠の業千載を飾る 俳優の業一瞬を飾る の役者であったかな

愛想はないが、盛りが良いんだな
江戸っ子はそばを噛まないで飲み込むが、飲み込んだら喉につかえてしまうな

同業者も来ていたが、味はまあまあだが香が無いと

いまどきの蕎麦屋では香は感じられない

軽井沢にも蕎麦屋は多いが
もっとも信州は、あなたの蕎麦が良いと言われるが、総じて旨い蕎麦屋が多い