犬山市で6日7日と、江戸時代から数えて385回目の伝統ある犬山祭が催されました。
国宝犬山城の城下町を山車が巡行します。
大昔に一度見たきりで、今回は数十年ぶりになります。
犬山駅から犬山城へ行く途中の道路。露店がたくさん出ています。
山車が保管されている建物です。
犬山城前の針綱神社です。
その前の広場に、13台の山車が勢揃いし、出番を待っています。
高さ8メートル、重さ3トンを超える山車が城下町を進みます。搭載されたからくり人形も披露されました。
山車の間から犬山城が見えます。
お囃子を担当する子供たち。このために懸命に練習を重ねるようです。
針綱神社から犬山駅に向かって、山車が1台ずつ進み、犬山駅前で再び13台の山車が勢揃いします。
夜6時からは、365個の提灯で飾る夜山車(よやま)が楽しめるそうですが、遅くなるので明るいうちに引き上げてきました。
観光客の誘致を狙って、通りの商店街が数年前から「古い町並み」としてリメイクされました。
近年、こうした地元の伝統行事が、観光目的に利用されるようになった町が全国的に増えてきました。
もともとは地元のお祭りで、近隣の町の人や親戚が来て祭りを祝うものでした。
今のように遠方から観光客が来ることは、昔は無かったと思います。