9月14日の茶道教室です。
前日13日は表千家7代如心斎宗匠の遺徳を偲ぶ天然忌です。
それに合わせた掛物が掛けられました。
円相に”天然”と書かれています。
隣の部屋の掛物は尋牛斎の「秋高菊葉香」。
今日は花寄せが催されました。
それぞれが花入れと花を持ちよって、好みの花入れを選んで花を挿します。
私は持参した花入れに家で咲いていたラベンダーセージ、教室にあったキンミズヒキ、紫式部などを選びました。
全員が一通り入れ終わると、皆さん口々に「やりなおしたい・・・」と。
大勢が順番に行うため、焦って、ゆっくりできませんでした。
一通り終わると、思うまま自分流に活けた、たくさんの花が並びました。
殆どの人が生け花の心得の無い人ばかりのように見受けられました。
それが返って、堅苦しい活け方にこだわらず、自由に活けられたものばかりで、どれが良いとか悪いとかは分かりませんが、皆それぞれに味わい深く、活けた人の人となりが表れる、と思いました。
帰宅後、教室で自分が挿した花をそのまま持ち帰り玄関に飾りました。秋らしい雰囲気になりました。