桑山美術館で開催されている所蔵茶道具展にでかけました。
ここを訪ねるのは初めてです。
桑山氏は綿布商として財を築いた人のようです。
入り口までのアプローチがとても良い雰囲気でした。
広くはないけれど静かな落ち着いた庭園がありました。
2階から庭を見おろすと
茶席「青山」
右が本館、この本館2回にも茶席「望浪閣」が、左側、別館2階には立礼席が設けられていました。
桑山氏の銅像です
茶室に縁の深い椿ですが、スマホの焦点が合わなくてピンボケに。
今回の展示は「茶事へのいざない」というテーマで、正午の茶事の進行に沿った内容で、席入り前に用いる円座や煙草盆、手焙り(てあぶり)などの露地用具や、炭手前の道具一式、懐石の器、案内する銅鑼(どら)などを拝見しました。
茶事を経験したことがありませんが、展示を通じて茶事に招かれたような雰囲気を味わうことができました。
茶道具を中心とする所蔵品は、各々のテーマごとに年3回の展示替えによって催されるということ。また機会があれば再訪したいと思いました。
今回の「茶事へのいざない」は、私にとって今まで経験したことのない「新しい世界」へのいざないともなりました。