今から相当昔、50年以上、いえもう60年になるかもしれません。
両親と一緒に行ったことのある懐かしい付知峡へ、ふと行って見たくなりました。
我が家から110キロ、2時間ほどの所です。中津川ICから車で4、50分程、山の方に向かって走ります。
相当昔のことですから、途中の景色は記憶がありませんが、ただ細い山道を通って行ったような気がします。
一昨日は日曜日で、観光バスが1台、マイカーも数十台押し寄せ駐車場は満杯でした。
昔は、知る人ぞ知る、バスも入れないような秘境のようなところだったように思いますが、今では有名観光地のようです。
滝を巡る散策コースがありました。入り口から入ってすぐの所に、最初の小さな滝がありました。
途端に涼風を感じました。
コースに沿って下の方に降りて行くと、大きな石が2つ。この石の下に不動明王がおられるそうです。
最初に観音滝が見えました。落差は20メートルほど。勢いよく水が落ちています。
水が青く澄んでいます。
そのすぐ下に不動滝が。観音滝と比べると、落差は7メートルほどと小さいけれど、凄い勢いです。
荒々しい不動滝の滝壺。
薄暗い山道の傍らに、山路のホトトギスが、白く光って綺麗。
ノリウツギでしょうか。
追記 ノリウツギで無く、ヤマアジサイとのことでした。山小屋さん有難うございました。
結構長い吊り橋です。「3人以上一度に渡らないように」と、注意書きがあります。ロープを頼らずには渡れませんでした。
清水が利用されているようです。
ボタンズルかセンニンソウでしょうか。香りが無いのでボタンズルかと。
5、60年ぶりに訪れた付知峡でした。
昔は、知る人ぞ知る山深い渓谷で、今のような散策コースもなかったのでは。
暑い夏の日、両親と一緒に水辺に涼をとりに出かけた、両親との懐かしい思い出のある場所に、再び出会うことが出来ました。