立春から15日目の今日は二十四節気の一つ、雨水です。
雪が雨に変わり、草木が芽吹き始める時季と言われます。
暦のとおり、今日は朝から一日中暖かい雨が降りました。
玄関の脇にあるジンチョウゲは雨に濡れ、一際良い香りを放っています。
周りの草木はどうでしょう・・・
先日見つけた、まだ蕾の硬かったフキのトウが開きかけています。
中心の蕾が大きく露出する前に天ぷらにしなくては、と4つしかない貴重なフキのトウを、根を残し、そっと摘みました。
その横では、クリスマスローズが葉の下でひっそりと、しかし必ず人目に付くようにという目論見のもと、葉の間から優しいピンクを見せています。
蕾は大きく膨らんできたものの、開花はもうしばらく先、と思っていた白玉椿も、既に一輪開花していました。
昨年爽やかな花を見せてくれた白いラッパ水仙も開花の時を待っています。
摘み取ったフキノトウを天ぷらにしました。
今まで一度も食べたことが無く、果たしてどんなだろう・・・と期待したその味は、正に”春の味”でした。
一雨ごとに暖かくなっていく季節を迎えました。