1月20日から立春前日までが大寒と言われます。
そんな中、昨日、当地方で初めて雪が降りました。
殆ど一日中降っていたにもかかわらず、軽い雪で積もることはありませんでしたが、さすがに風は冷たく、今季一番の冷え込みだったと感じました。
そして今朝、庭の草木は?と見ると何と足元にフキのトウが・・・
昨年の春、池が原湿原を訪ねた時、途中の道端に群生していたものを数株持ち帰ったものです。夏には葉が枯れ、こんな暑い街中では無理かと諦めてました。
我が家から200キロも先にある池が原湿原でずっと生きていたものが、こうして今、我が家の庭に住まいを変え、新しい生命を育んだ、と思うと感慨一入です。
「私はどこに居を変えても春になればちゃんと姿を現し、命を繫ぎますよ」と。
その横では、小さな水仙が葉芽をだしています。
2,3日前から水仙も咲きだしました。
トサミズキも日に日に花芽が膨らんできました。
ジンチョウゲにも蕾がたくさん付いて開花の時を待っています。
あと10日経てば立春です。
暖かな春もいいけれど、幹と枝だけの冬らしい樹木の風景が見られる冬は特に好きです。そういう風景が見られるのもあと僅か。
今のうちにしっかり目に焼き付けておきたい・・・そんな気持ちになります。