東山公園のネズミモチです。
ネズミモチの木を知ったのは5年前の今頃、名城公園に行った時でした。
園内は、クヌギ、コナラなどの、こじんまりとした雑木林があり、その根元にはフカフカの落ち葉が厚く堆積していました。
その落ち葉の上を歩いた時の感触が、とても心地良かったことを思いだします。
本来、地面を歩く感触とは、こういうものではないかと思いました。
自然の連鎖によって創り出される地面は、自然の一員でもある人間にとって優しいはず。
この東山公園のネズミモチの木が私に語りかけました。
「もう一度あのフカフカの感触を味わっていらっしゃい。自然を再認識できるでしょう。」