目的地に着き、車から降りた途端どこからともなく良い香りが漂ってきました。 香りのする方向を見ると、クリーム色の花をいっぱい付けた大きな木がありました。 葉を見ると枇杷のようです。 枇杷の花を見るのは初めてです。 香りを振りまきながら枇杷の花が訴えました。 「初めまして、よく気が付いてくれました。でも、もっと早くに会いたかったですね」