標高1640m、日本の高層湿原の南限と言われる長野県の八島湿原です。
霧ヶ峰高原、白樺湖、車山は、随分昔、度々訪れたことがありましたが、ここ八島湿原を散策するのは今回が初めて。
↓ビジターセンターとレストハウスがありました。
思ったより車の数が少なくてホッと。
↓入り口で最初に出会ったのはノコンギク。
↓キンミズヒキ
↓コオニユリ
↓ノリウツギ
↓ハバヤマボクチ
↓その名の通り、葉が丸いマルバハギ。
↓クルマバナ
↓ワレモコウとヨツバヒヨドリ
↓ヤマホタルブクロ
↓タチフウロ
↓女郎花。白い花の咲く男郎花もありますが、両者共にオミナエシ科オミナエシ属というのが微笑ましい。
秋の七草である女郎花を立てているのでしょうか。
↓シラヤマギク
↓ツリガネニンジン。八方尾根で有名なハクサンシャジン(白山紗参)は、亜高山性で花の数がこれより多いようです。
↓ヤマハハコは山で生えるハハコグサ。
↓ホソバノキリンソウ
↓エゾカワラナデシコ
↓マツムシソウ。この花を見つけると、優しい雰囲気にホッとします。
↓葉がギザギザのノコギリソウ
↓イブキボウフウ
↓ヤナギラン
↓茎に数枚の葉が輪生して段々につく姿から名前が付けられたというクガイソウ(九階草)
↓アカバナシモツケソウ。シモツケソウより一段と鮮やかです。
↓微妙に色の変わったシシウドも綺麗です。
霧ヶ峰高原に最後に行ったのは、今から25年くらい前。当時、霧ヶ峰、白樺湖、車山周辺は観光客で溢れていました。
現在は、ビーナスラインの道路も老朽化が目立ち、白樺湖周辺のホテルも遊興施設も古くなり、季節柄それなりに観光客は多いものの昔ほどの賑わいは無く、少し寂れた印象を受け、時代を感じさせます。
”時代は生きている”・・・人をはじめ生物は当然生きていますが、人や生物だけでなく、時代も生きているということを思い知らされた、かつて華やかだった観光地でした。