梅雨の晴れ間、青空に誘われて犬山東部に広がる八曽自然休養林へ。
中央自動車道小牧東ICから北へ4キロ程。
売店でもらったパンフレットによれば、「清流五条川が流れ、ハイキングコースやキャンプ場もあり、自然を満喫できるところ」とのこと。
予め調べておいた、もみの木駐車場に車を止めます。
着いた途端、すぐ横を流れる川の方から、女性の大きな歓声が聞こえてきました。
売店の管理人さんによると、海外の観光客が最近多いとのこと。
シダと檜に囲まれた道を進みます。
五条川に沿って登っていきます。
赤くなる前のマムシ草でしょうか。
花が終わったコアジサイ?
ヒヨドリグサでしょうか。
赤い葉が綺麗です。五葉つつじでしょうか。?
この大きな草というか木は、何でしょう。葉は八つ手のようですが、厚みがありません。
※タケニグサとのことでした。多摩NTさん、山小屋さん、有難うございました。
檜の林を通り抜けます。
青々とした森林の中で、白いオカトラノオが涼しそうです。
こちらの巨大な草は何でしょう。ピンクの花は終わった後です。
葉はアザミのようにギザギザしています。
※ムラサキニガナ、とわかりました。Bell3さんありがとうございました。
1時間ほどで、八曽の滝に到着しました。
八曽の滝からパノラマ展望台へ。
ここから、雲が無ければ御嶽山や乗鞍岳が見えるはずですが、生憎でした。
目の前に327メートルの黒平山が見えます。
この展望台は、ヘリポートになっています。
そこへ偶然ヘリコプターが飛んできました。名古屋市消防局と印字があります。
救助訓練のようです。
合歓の木の葉。こんなに存在感があったとは。
あちこちにシダが群生しています。
平日で、入り口で外国人が水遊びをしていたのを除けば、山の中は全く人けがありませんでした。
30分位歩いて山中に入ったところで、車が1台駐車し、人が乗っている気配がありました。
一般の車は入ることが出来ない場所でしたから営林署の車とは思いますが、うす暗い人けのない山中のこと、サスペンスドラマのような恐怖感を覚えました。
怖くなり、細い山道を、膝が痛いのも忘れ、思い切り上に向かって走りました。
やっとの思いで滝に着くと、女性の姿がありホッとしました。
人けのない所での一人行動は、ちょっと考え直さなければ、と思い知った低山歩きでした。