マーガレットの気まぐれ写真日記

2021-6-9 伊吹山 

伊吹山へは昨年8月に2回行き、夏の花をたくさん見てきました。

今回は5月末から6月にしか見られ無いというグンナイフウロ(郡内ふうろ)を見るためにやってきました。

伊吹山のホームページにその都度、花の開花状況をアップされているようですが、花を確認するため山に登るのは1週間か10日に一度のようです。タイムラグがあり、リアルタイムの情報を得る事は難しいと思い、直接ドライブウエイ会社に2回ほど問い合わせをしましたがまだ開花の確認ができないとのことでした。

そんな中、思い切って9日に、運を天に任せ、一か八か(^o^)で出かけてみました。

 

ドライブウエイ途中の展望スポットにでましたが、雲が多く、写真のような展望は望めませんでした。

 

駐車場に車を止め、この西遊歩道を登っていきます。

 

遊歩道で、最初に出会った花はヒメウツギでした。

 

次はイブキハタザオ

 

一番多いのは、このウマノアシガタでした。

 

ヒメレンゲでしょうか

 

少し登ったところで、目当てのグンナイフウロと遭遇。思わず声が出ました。(^o^)

それにしても何と優しい色だこと。

 

夏には赤く染まり、伊吹山を支配してしまうほどのアカソは、今は新緑です。

 

オオマムシグサもあちこちで見かけました。

 

ツメクサかイワツメクサか。

 

2つ目のグンナイフウロはまだ蕾でした。

 

エゾノタチツボスミレ

北海道と伊吹山以北の本州に分布するという。

 

グンナイフウロ、3つ目を発見。こちらはやや色白です。それぞれ個性があります。

”みんな違ってみんないい”です。

 

クサタチバナもあちこちでよく見かけました。

 

4つ目のグンナイフウロ。こちらも色白。

 

5つめのグンナイフウロは薄紫でした。

 

イブキシモツケ

 

北方の山をを眺めるも霞んで今一つ。

 

伊吹山と言えばシモツケソウです。夏にはこの群落が一面赤く染まります。

 

シモツケソウの群落の中にもグンナイフウロがありました。今度は谷側を向いて後姿を見せてくれました。

 

伊吹山の象徴、石灰岩です。

 

イブキガラシ

 

山頂付近にヒメオドリコソウの群落がありました。

※ヒメオドリコソウでは無くオドリコソウの誤りでした。(山小屋さんありがとうございました。)

 

山頂の茶店

この茶店はドライブウエイが出来て間もなく建てられたそうです。

ドライブウエイは4年の歳月をかけて昭和40年に開通しましたからこの茶店も、もう50年以上経っているわけです。私も開通直後に、まだ若かった両親と一緒に来たことがあり、感慨深いものを感じます。

茶店の店主から建設時の話を聞くことができました。

柱は使わなくなった電柱の真ん中部分を利用していること、建材を運ぶのに、ヘリコプターを各務原飛行場から4回運んだということ、電気は最初は空中に電線を架設したが、積雪のため電線が太く大きな円筒形に丸まり下がってしまうことで現在は地下に埋設してあること、など興味深い話を聞きました。

伊吹山の積雪量は世界一の記録があるそうです。

 

茶店の横に寺があり、御朱印もいただけるようです。

 

伊吹山は日本武尊と松尾芭蕉ゆかりの山です。

 

中央は養老山地。

 

コバノミミナグサもたくさん見ました。

 

茶店の荷物を運ぶモノレール

 

下りは、距離は短いものの階段が多い中央コースを降りてきました。

 

午後3時半、駐車場の車は大分少なくなっています。

 

鹿が荒らした跡のようです。

 

食害防止柵が設置されています。

食害が年々増加しているようです。

 

ドライブウエイの途中、数か所でカメラマンの姿を見ました。

深い谷に大鷲が現れるようです。

 

ドライブウエイの両側、昨年夏はたしかクサギ一色でしたが、今の時期はヒメウツギでした。

 

ドライブウエイ脇には猿も。

 

夏とはまた違った、今の時期特有の伊吹山を堪能しました。

特に、恋い焦がれていたグンナイフウロに会うことができ、思い切って出かけた甲斐がありました。

刻々と変わっていく花や自然の、その時々の姿を逃さず見ることが出来たらどんなによいでしょうか。

コメント一覧

マーガレット
花づなさんへ
6月は花は少ないですが、7.8月になると沢山の花が咲きみだれます。
ほぼ山頂まで車で行かれるのが有難いです。😊
花づな
マーガレットさん 今晩は~☆
伊吹山 良いですねぇ… 登ったことがありませんが私まで登って初夏の草花に出会えた気持ちになりました。
有り難うございました
マーガレット
山小屋さんへ
タカネと付くグンナイフウロもあるのですね。
ヒメオドリコソウではなくオドリコソウのつもりでしたが、間違えました。
有り難うございました。
山小屋
https://blog.goo.ne.jp/terusan115
高山ではタカネグンナイフウロに
出会うことができます。
濃いムラサキ色をした花です。
ヒメオドリコソウでなくオドリコソウですね。
ヒメがつくと別の花になってしまいます。

夏の伊吹山・・・
一度だけ訪ねたことがあります。
シモツケソウで真っ赤に染まっていました。
マーガレット
hashiba511さんへ
https://blog.goo.ne.jp/kazukana221
料金は高いですね。
もう少し安ければ、季節ごとに頻繁に行きたいところです。ビーナスラインはバブル時代は有料だったと思いますが現在は無料ですね。
イブキ〇〇、白山〇〇、エゾ〇〇などありますね。
7,8月は百花繚乱ですね。(^o^)
hashiba511
https://hashiba511.hatenablog.com/
有料道路ですか?
やはり人口が多いから採算に合うのかも。
信州はそのための人件費の方が高くつく?
だからほとんど無料ですね。

沢山の高原性植物が咲き出してますね。
こちらの高原では目立つのが「ウマノアシガタ」くらいかな?アカギキンボウケともいます。

こちらにもイブキ○○という花が多くあります。
マーガレット
多摩NTの住人さんへ
花の開花にはそれぞれ時期がありますね。年度別の花暦を作ると楽しいでしょうね。
多摩NTの住人
こんにちは
https://blog.goo.ne.jp/botanicallife6-1956
グンナイフウロは知りませんでした。出会えて良かったですね。
マーガレット
ヒューマンさんへ
往きは鶯とカッコウの鳴き声に迎えられ、帰りは鶯、カッコウ、そして猿も数匹加わり別れを惜しんでくれました。「また来てくださいね」と言ってました。(^o^)
マーガレット
ふらっとさんへ
伊吹山ドライブウエイの情報を待たず、一か八かで出かけましたが、結果オーライでした。
途中の一宮ICから羽島までの渋滞には閉口しましたが、目当ての花が見られ満足しました。(^o^)
ヒューマン
おはようございます
さすがですね
花の名前 ばっちりですね
サルさんまで出場とは
ふらっと
グンナイフウロ
http://blog.livedoor.jp/furattoyama/
伊吹山のグンナイフウロは色合いが気高くて好きな花の一つです。
前回のクリンソウに続いて綺麗な花の紹介が続きますね。
天気が良く、たくさんの花が見られ満喫されてことと思います。
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