『ディリリとパリの時間旅行』を見てきました。
核心はつきませんが、ネタばれあるのでご注意ください💦
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映像が綺麗で、ベル・エポックと呼ばれる時代の映画に登場する著名人は100人を超えるらしい。
画家のモネやルノワール、ロートレックはじめ、科学者のキュリー夫人や音楽家のサティなど。
ミュシャのポスターが街中に貼られ、ムーランルージュには知った顔のダンサーが踊り、それを見ている男性。
画家のモネやルノワール、ロートレックはじめ、科学者のキュリー夫人や音楽家のサティなど。
ミュシャのポスターが街中に貼られ、ムーランルージュには知った顔のダンサーが踊り、それを見ている男性。
日頃の美術展や写真展鑑賞で知る華やかな時代のパリを垣間見られて楽しい気持ちになりました。
ストーリーはパリで頻発する少女誘拐事件に巻き込まれ、解決するというもの。
誘拐事件の背景には監督の映画作りへの姿勢が見られます。
こちら映画のオフィシャルサイトから…
オスロ監督は一貫して性別や肌の色、年齢、宗教などで人を区別せず、様々な人種が登場する映画を作り続けてきた。この作品では女性の台頭が目覚しかった時代にあって、それを快く思わない悪者に虐げられる女性たちを描いている。
そう、この物語は社会へのメッセージがあるのです。
ニューカレドニアからやってきたフランス人との肌が黒いハーフのディリリ。
何故少女が誘拐されるのか?その事件の真相も、この時代の女性たちの活躍を妬む男性思想によるもの…
昔、女は男より下だ!と言われて国道に突き飛ばされたことを思い出します…。。
アニメだけれど、そういう社会派がお好きな方には是非見てもらいたい映画です。