身近な自然となかよくblog (旧「菊名エコクラブblog」)

自然環境と調和した持続可能な社会を!

都市に住む現代人であっても地球への敬意を大切に。 松田 照之

この夏に計画している三つのこと

2018年07月10日 11時42分57秒 | その他
この夏に計画していることが三つほどあります。

一つ目は、毎年篠原園地で行なっている「真夏の夜の自然観察会」(セミの羽化を中心に)を今年も行なうのですが、この活動を他の公園でも行なうこと。
二つ目は、県立三ッ池公園で活動している「三ッ池公園を活用する会」から水生植物の観察会を依頼されており、これを行なうこと。
そして三つ目は、以前1回だけ行なったある公園の自然と生きものについての展示を一定期間行なうことです。

一つ目は日程を組むだけで準備はほぼ終わります。
二つ目、三つ目は資料の作成などの準備が必要ですが、その準備は着々と進めています。

夏だけに限りませんが、この時期を逃すとまた来年の夏まで一年間待たないと見られない自然の営みがあります。
あまり欲張って焦るのは良くありませんが、期を逃さないようにするということは大切なことです。
この夏を悔いのないように過ごすためにも、きちんと準備をして、これらの計画を実行していきたいと思います。
楽しみにお待ちください。

後日掲載させていただきますが、篠原園地のヤゴ救出にご参加のTさんより、報告が届いております。
取り急ぎこの記事と一緒に書かせていただきますが、ビオトープの維持に苦戦されているとのことです。
ビオトープ池は水量が多いほど周囲の環境に左右されにくく、水量が少ないほど左右されやすいです。
水量が少なければそれだけ水温が上昇しやすいですし、水も蒸発しやすいです。
場所の関係で大きなビオトープ池を用意できず、小さなビオトープ池を創られた場合は、移動が名能な場合には日陰に置いてください。
移動が困難な場合には、100円ショップの物で良いので、すだれをカーテン状にビオトープ池に設置して、直射日光を防いでください。

ビオトープ池がある程度安定するためには、いろいろな生きものたちが入り込んで定着する期間も必要です。
ビオトープ池には必ずといっていいほど、髪の毛よりも細い緑のモジャモジャが発生します。
これは藻類といって悪いものではありません。太陽熱を吸収して水温上昇を防いでくれるばかりでなく、水中に酸素も供給してくれます。
この藻類が発生してくくれればしめたもの。夏場の水温上昇に大きく貢献してくれます。



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