身近な自然となかよくblog (旧「菊名エコクラブblog」)

自然環境と調和した持続可能な社会を!

都市に住む現代人であっても地球への敬意を大切に。 松田 照之

菊名池公園の自然と生きもの展2018年版

2018年07月11日 18時47分54秒 | 篠原園地
7年前の2011年夏、菊名池公園プール建物内にて「菊名池公園の自然と生きもの展」を行なわせていただきました。

菊名池公園は現在、大きく池・広場・プールで構成されていますが、元々は全てが一つにつながった大きな池で、昭和40年代に大半が埋め立てられて現在の姿になったからです。
それ以後、ヒメガマという水生植物が少しずつ増え広がって茂みをつくったり、それを拠り所として水鳥が生息したりするようになりました。

町なかではなかなか見られないようないろいろな生きものたちも見られ、池の周囲は緑も多いです。
2011年の展示終了後、ご覧いただいた方から「菊名池(菊名池公園)って、こういう展示会ができるほど、いろいろな生きものたちがいて、歴史や変遷のある池なんですね!」とご感想をいただきましたが、全くそのとおりなのです。
こうした菊名池(菊名池公園)について、お伝えしていきたいと考え行なわせていただいたものです。


2011年に行なった「菊名池公園の自然と生きもの展」

実際にやってみて、プールの建物内は激しく気温が上昇するため、菊名池の水中に生息する在来の小型魚介類を水槽飼育にて展示するのは、容易ではないことが判明しました。
このため水槽展示は行いませんが、今年は7年ぶりに「菊名池公園の自然と生きもの展」を行なわせていただくことになりました。
展示内容については、いろいろと改善したい点はありますが、来年再来年に向けての課題にしたいと考えています。
ただ、菊名池公園(菊名池)について体系的にまとめた貴重な資料だということには変わりないと思います。


水槽展示は行いませんが、今年2018年、7年ぶりに「菊名池公園の自然と生きもの展」を行なわせていただくこととなり、
先ほど準備を終えました。
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2011年10月の記事を再び・・・妙蓮寺駅の石堂書店さんにて

2018年07月11日 10時27分11秒 | その他
7年前、2011年の10月の記事を再掲載します。

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2011年10月15日の土曜日、地元の書店の石堂書店さんで、菅野徹先生の講演会が行なわれました。
この講演会は、地元の著者を招いて年に何回か行なわれる石堂書店さんのイベントです。
私が参加申し込みをした時点ですでに定員をオーバーしていたこともあって、このブログでの案内はしませんでした。
菅野先生は地元篠原・菊名の自然や生きものたちを長年観察し続けてきた方で、執筆された本や新聞の連載記事もあります。

当日の2日前のことです。
私にも5分間くらい話をしてほしいと石堂書店さんから依頼がありました。
早速資料を持って打ち合わせに行ったところ、この夏菊名池公園プールの施設内で行なった、菊名池公園の自然と生きものについての展示もすることとなりました。

当日の内容は2本立てでした。
1本目は講演・お話の部。始めの2時間ほどはメインとなる菅野先生の講演があり、最後の5分間で菊名池の概略と最新の情報について、私からお話をさせていただきました。
(私の話については、同じ内容がこのブログの記事にも載っています。)
そして2本目は、菊名池に移動しての自然観察でした。


会場の入り口です。


菅野先生講演会のサブ的な催しとして「菊名池ミニ水族館」の展示をさせていただきました。
この夏、菊名池公園プール施設内で行なった「菊名池公園の自然と生きもの展」とほぼ同じ内容です。


このように関心を持って見てくれる方が何人もいらっしゃいました。


メインとなる催しの菅野先生の講演会の様子です。


約2時間にわたる公園の後、菊名池公園の自然観察会が行われました。


私は池の中に生息する魚介類をトラップを用いて捕獲し、参加者のみなさんにお見せしました。


菅野先生の説明を聞いている15分くらいの間にモツゴ(クチボソ)、スジエビなどが捕獲されました。
説明を聞いている10分単位の時間でこんなに魚介類が捕獲されたこと、菊名池にこのような魚介類が生息しているということについて、参加者の方々は驚かれていました。

・・・そうなんです。身近にある決して大きくない、そして決してきれいとはいえないこんな池にも、このように色々な生きものたちが生息しているのです。
昔は身近にいて当たり前だった生きものたちが、どんどん姿を消しています。
(私たち人間が、自然を破壊して生物を滅ぼしているということなのですが。)
だからこそ、このような身近な自然とそこに昔から生息している生きものたちとを守っていくことが、今、大切なのです。



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