身近な自然となかよくblog (旧「菊名エコクラブblog」)

自然環境と調和した持続可能な社会を!

by NACS-J認定 自然観察指導員 松田 照之

とうとう始まるCOP10

2010年10月11日 09時46分48秒 | その他
今年は国際生物多様性年で、しかも第10回生物多様性条約締結国会議(COP10)が日本で行なわれます。

COP10はいよいよ、今日から名古屋で開催されます。
関連した特別番組がNHKで放映される予定となっています。


しかし腑に落ちないのは、世間一般で盛り上がりに欠けることです。

エコという言葉だけは相変わらずよく聞かれますが、
この生物多様性の保全こそが、本当の意味でのエコです。
それなのに国際生物多様性年ということでの世間一般での盛り上がりは
未だにありませんね。


たった今NHKで放映されている特番でも言っていますが、
少なくとも過去の国際会議の場では、みな自分の国の利害のことばかり主張し、
地球環境を守っていこうという熱意が低いという場面も多々見られるそうです。
そこで、国際的な取り決めとはまた別に、
地域地域で自然環境の保全に熱意を持った人が行動を起こしていくほかない、
という結論も出されているのです。

でもこれは、国際的なことに限ったことではありません。
国レベルではもちろん、地方レベルでも、市町村レベルでも、同じことが言えます。
私も地元行政や地域の人々に大して同様のことを感じながら、少数派として活動しています。


生物系の学校を出て、建設環境コンサルタントの仕事も10年ほど経験し、
行政の主催する環境プロジェクトにも参加したことのある経験を活かし、
個人でできる限り、自然観察をしてデータを取り、
それを元に啓発・啓蒙ポスターを作成して掲示したり、
小さな自然観察会を開催したりしていますが、なかなか良い成果は出ません。
私も普段は普通の会社員で仕事が中心の生活しているため、
なかなかコンスタントに活動できないということもあります。

それでも、できる範囲で長続きするよう、やっていくことが大事だと思っています。
これからも、ムリのない範囲でガンバっていこうと思います。


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