身近な自然となかよくblog (旧「菊名エコクラブblog」)

自然環境と調和した持続可能な社会を!

都市に住む現代人であっても地球への敬意を大切に。 松田 照之

お正月の環境番組(その1)

2007年01月06日 07時56分33秒 | その他
お正月にやっていた2本の環境番組を紹介します。
1年の初めにこのような番組をやるのは、とても良いことだと思います。



●仲間由紀恵の蒼い地球 ”環境破壊””温暖化”ペンギンたちが泣いている
 1月1日16:00-17:55 テレビ東京
 http://www.tv-tokyo.co.jp/blueearth/

「明けまして、おめでとうございます。今年も私たちは新しい年を迎えることができました。
しかし地球に生きる全ての生きものが、新しい年を迎えられたわけではありません。」
…という仲間由紀恵さんの挨拶で始まりました。

 非常に大雑把な計算ではありますが、今という時代は恐竜たちが滅んで以来の大量絶滅の時代。10分に1種ものスピードで絶滅が起こっていると言われているのです。
 原因は「地球温暖化」が原因で起こっている「異常気象」が大きいですが、
他に「生息地の破壊」「環境汚染」などが加わります。

 特にペンギンは南極圏に暮らすため温暖化の影響を受けやすい動物。
 ペンギンは元来氷の上で暮らします。
 しかし、温暖化によって氷が溶けたことにより、人間が残していった大量のゴミが出現。
 ペンギンたちはゴミの山の中で余儀なく生活しているらしいのです。

 「世界のペンギンをたちの姿とおして、私たちの地球に今、何が起こっているのか、そして絶滅へのカウントダウンをどのようにすれば止められるのか、考えてみたいと思います。」
 という仲間由紀恵さんの語りで、番組の本題へと入っていきました。


 世界各地で、生きものたちが絶滅の危機にさらされています…。
 地球は水と緑の星、生きものたちの星。生命にみちあふれた美しい星のはずです。
 このかけがえのない、大事な大事な地球に、こんなにダメージを与えてしまって、私たち人間はいったい何を考えているのでしょう…。
 そう思うと、とても悲しくなりました。


 しかし、環境破壊や絶滅を防ごうと取り組んでいる人々もたくさんいます。
 こうした人々の取り組みが紹介され、レポーターも取り組みを手伝っていました。


 最後は子供たちが動物園でペンギンの絵を描く様子が紹介され、こんな話で締めくくられました。

 「子供たちのペンギンは、とても生き生きしていて元気そうです。
 しかし現実は残念ながら、そうではありませんでした。 
 急激な環境の変化に戸惑い、必死にもがいていました。
 そして、また、ペンギンだけではありません。
 地球上のあらゆる生きものが、絶滅の危機にさらされています。」

 「今、推定値で10分に一種の絶滅と言われている生きものを救うために、世界各地で様々な取り組みが行なわれています。
 私たちの住む、かけがえのない蒼い地球。
 子供や人を愛するように、もっともっと地球を愛してください。

 子供たちの大好きなペンギンが絶滅してしまわないように、私たちは 何ができるでしょう…。」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 この番組を見て、決意を新たにすることができました。

 絶滅は私たちの身近でも起こっています。
 菊名・篠原地域でも、過去50年の間に100種ほどの生きものが絶滅(地域絶滅)しているという調査データもあります。

 菊名エコクラブは、これかも、子供たちが地域の自然や自然の生きものたちと親しめるように、これらの生きものたちと生息環境とを、楽しくふれあいながら守る活動を続けていきます。
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