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今、菊名池で再整備工事が行われています。
突然のことで驚きましたが、水生生物調査に立ち入らせてもらいました。
調査は3月15日と22日に1時間から2時間、1~2人がかりで水生生物の捕獲に努めました。
結果はブルーギルの幼魚ばかりで、数年前まではたくさんいたモツゴ(クチボソ)やスジエビは1匹も捕獲できませんでした。
菊名池は25年前から5~6年前までが過去最も自然環境の良好な状態で、その指標として、バンという水鳥が毎年子育てをしていました。
それは、その背景として水生植物のガマが水質浄化の役割を担っていたのとともに、モツゴやスジエビなどの小魚や小エビの隠れ家となり、良好な生態系が成立していたからです。
10年くらい前に誰かが投げ入れたハスが増え広がってガマの茂みを駆逐し、これらの機能が失われるのとともに、ブルーギルやブラックバスが在来の水生生物である小魚や小エビを食いつくしてしまったのでしょう。
ところが再整備は、菊名池の自然が良好だった状態に回復させるのが目的ではないそうです。
町なかで良好な自然環境が残された貴重な池の自然だっただけに、たいへん残念です。
突然のことで驚きましたが、水生生物調査に立ち入らせてもらいました。
調査は3月15日と22日に1時間から2時間、1~2人がかりで水生生物の捕獲に努めました。
結果はブルーギルの幼魚ばかりで、数年前まではたくさんいたモツゴ(クチボソ)やスジエビは1匹も捕獲できませんでした。
菊名池は25年前から5~6年前までが過去最も自然環境の良好な状態で、その指標として、バンという水鳥が毎年子育てをしていました。
それは、その背景として水生植物のガマが水質浄化の役割を担っていたのとともに、モツゴやスジエビなどの小魚や小エビの隠れ家となり、良好な生態系が成立していたからです。
10年くらい前に誰かが投げ入れたハスが増え広がってガマの茂みを駆逐し、これらの機能が失われるのとともに、ブルーギルやブラックバスが在来の水生生物である小魚や小エビを食いつくしてしまったのでしょう。
ところが再整備は、菊名池の自然が良好だった状態に回復させるのが目的ではないそうです。
町なかで良好な自然環境が残された貴重な池の自然だっただけに、たいへん残念です。