版画草子 All That Print Work

自作版画作品と日常の写真を日記形式で紹介してゆきます。
(画像の無断使用は固くお断りします。)

2012年 春三題

2012-04-15 12:02:14 | その他 Other

先週はここ埼玉でも桜の満開を迎え ようやく春爛漫となりました。

「爛漫」を広辞苑で調べると 
1 花の咲き乱れる様
2 あきらかに現れる様  とありました。

春爛漫どころではない 爛漫状態になってしまった「かの国」は
これからどうなるのだろう..... と云う事は さて置いて
我が家の春にちなんだ話題を三つ

まず すぐそばの城山公園の桜



先週の火曜に相方とお花見をしてきました。
穏やかで 風もなく お花見にうってつけの日でした。
二人だけだったので 手ぶらで行ったのがちょっと残念。
缶ビールでも持って行けばと後悔しましたが まっ たまには酒無しの静かな花見もいいでしょう。




これからまた花の季節となるので 花の原画も再開しようかと 思っています。

花だけでは済まないのが我が家
当然団子のお話



昨夜いただいた「若竹煮」 今年のお初です。
地物のタケノコはまだ早いし 今年はセシュームなんていう無粋な問題もあるので
熊本産を買ってきました。
若竹煮にはmustな山椒の若芽は我が家産です。


もう一品



春の「ぬた」
カスベ(エイのひれ 北海道産)と若竹の穂先 春ネギ(地物 お隣市議さんの畑)
ワカメ(再開された三陸産の塩ワカメ) コンニャク(多分埼玉産)を辛子酢味噌でいただきます。

いやはや 結構なお味でした。

放射能を気にして旬の食材を選ぶなんて 情けない国になったものです......
国民を不安がらせる情けなさに於いては かの国に引けを取らないかもしれませんな。



次回は久し振りにNORIKO先生の登場です。



第20回てくてく歩き隊 その2

2012-04-01 16:39:14 | その他 Other

NHK番組「ブラタモリ」も都内を歩きながら 江戸から東京に至る
いろいろなエピソードを紹介する楽しい番組ですが
都内散策の発想・実行は我々の方が古く 
番組初期は我々が歩いたコースを妙に辿っている様に展開していました。(エヘン!)

最近はNHKの力を存分に発揮して 一般が入れない様な場所などを盛んに放送していますが
我々の隊長も人柄を存分に発揮して テクテク実行日の前に 分厚い資料を送って来ます.....



今回は17ページ!
かなり勉強臭い資料を 私も前日に必死に読みました。 いわゆる 一夜漬け.....



さて 今回のコースです。



地下鉄春日駅近くの交差点で待ち合わせ
ここを起点に本郷周辺から上野へ出て 「伊豆榮」のうなぎで昼食 というコースです。
隊員の一部は ほとんどうなぎに釣られて歩きました。

まず 一葉終焉の地を訪ねました。



ここは当時丸山福山町と言われ 一葉は死ぬまでの14ヶ月を過ごしますが
その間 「たけくらべ」「にごりえ」「大つごもり」「一三夜」「わかれ道」などを書き上げています。
驚異的ですな。
明治二十九年十一月二十三日病没 享年二十五歳   もったいない.....



その後菊坂方面へ



石川啄木が金田一京助の援助で住んだ 当時は「蓋平館」と言われた下宿屋
現在も大栄館旅館として営業しています。

啄木は知人・友人には決してなりたくない 実に嫌な奴だったそうな などという話しをしながら
菊坂を登って行きます。




菊坂に一葉が一時住んだ旧居近くにある共同井戸(一葉家族も当時使った)
現在も利用されていますが 飲用にはできない様です。

随分狭い場所で 住居が建て込んでいます。
散策客・見物客が多いので住民はかなり迷惑しているそうです。

上の写真にも見えますが 井戸のすぐ先の木戸付きの階段を上ります。



随分古いですが いい雰囲気です。
今回から新しく参加した裕子女史隊員曰く
「古い建物って 自分では決して住みたいと思わないけど 残しておいて欲しいわよね」
言えてますな。

私はここを見たとき 咄嗟に黒澤明監督の「どん底」のシーンを想い出しました。
崖の下に建て込んだ家々の雰囲気が似ていましたね。
崖の上は武士階層・富裕層 その下の狭い土地に何倍もの庶民が肩寄せ合って
倹しく(つましく)暮らしていたのが江戸なんですな。


江戸はまた 坂の多い町でもあったんですね。
今回も菊坂の他に「炭団(たどん)坂」「切り通し」など風情のある名の坂を歩きました。

現在の菊坂


左隅にちょこっと写っているのが一葉も通った「伊勢屋質店」
一葉の命日十一月二十三日に土蔵を開放して見学出来るそうです。


炭団坂



江戸当時この一帯に炭団屋が多く集まっていたという説があるらしいのですが
隊員のほとんどが炭団を知りませんでした。
私は40数年前 都内雑司ヶ谷の燃料屋の店先で見た憶えがあります。
ソフトボールくらいの真っ黒な炭の塊でした。
ただ どうやって 何に使うのかは判りませんでしたね。
北海道にはありませんでしたから。

などと話しが弾みながら 一同テクテク歩きます。    つづく





第20回てくてく歩き隊 その1

2012-03-26 11:18:51 | その他 Other


昨日ほぼ1年振りのテクテク隊に行ってきました。

実は昨年の大震災の一週間前(3月4日)に19回テクテク隊が開催されたのですが
震災のため その掲載や テクテク隊の実施も1年間見送ってきました。

そこでまず 昨年の様子を少しご紹介します。

芝増上寺を起点に 麻布から目黒 恵比寿へと結構な距離をテクテク歩き通しました。


芝増上寺と東京タワー


目黒川 まだ桜には早い時期でした。


恵比寿ガーデンタワーでお疲れさま乾杯


タワーからの穏やかな夕暮れ
一週間後に 日本を大きく変える程の震災があるとは とても思えませんでしたね。

その震災の日の我が家の夜




あれから1年が経った事にちょっと感慨深いものがありますが
気持ちも新たに 今回テクテク隊一同が集いました。
そして新隊員も加わった20回記念の様子は 次回お送りします。







井上君のニセコ便り その4-2

2012-03-19 11:47:09 | その他 Other


井上君のニセコ便りの続きです。

長くて寒くて厳しい寒中をどの様に暮らしているか 楽しんでいるか 
その生活振りの画像です。

まず最も重要な暖房の様子



薪ストーブは懐かしくて ロマンチックではありますが 実際は現代仕様の装置が安心ですわね。
これなら暖かくて快適ですな。
でも 石油代 結構かかるんでしょうね。



非常用の石油ストーブも用意しているあたり さすがです。


その暖かい室内での彼のお楽しみ





ワインだけでなく 音響にも詳しいとは 井上君は生活を楽しむ術を心得ていますね。
これなら永い冬ごもり生活もかえって一層優雅に楽しめるというものです。


最後に 雄大な北海道の画像を







この歳になって どうして わざわざ厳しい環境に飛び込んで行くのか
いまいち私の理解の及ばないところでしたが
こうやって お便りを見てくると 彼の思い入れが少しずつ判る様な気がします。
人生の最終コーナーをどのように形作るか 彼の強い想いが感じられます。

どうぞお二人とも お体に気をつけて。

また ニセコの春の兆しなどが出てきましたら 気の向くままお便りをお寄せ下さい。
井上君 本当にありがとうございました!








井上君のニセコ便り その4-1

2012-03-14 17:54:07 | その他 Other


一週間なんて経つのは早いですね。
このまま最終ゴールに突き進むんでしょうか.....

新作「一寸法師 万歳」を完成させるのに没頭していたこともあるのですが 瞬く間に時が過ぎ 
気がつくと梅が咲き始めたり 目白が飛び交っていたり ほんの少し春が近づいて来た我が家です。

でも 北国はまだまだそうはいかない様です。
先日井上君から近況報告を送っていただいて ニセコの厳しさを改めて感じさせられました。
厳しいながらも 充実して楽しそうな画像を 2回に分けてお送りします。

では 



もう 私のコメントなんかいらないですね。
どんどんいきます。









やはり私には北海道の原野暮らしは無理そうです。
井上君ご夫妻 若いですね!


次回も冬場の「生活とその愉しみ」の様子をお送りします。







版画家のお友達 歯科医師編(81)その3 Special Column(81)

2012-02-29 11:00:12 | その他 Other

今朝の関東甲信越地方はかなりの大雪となりました。
都心で1~2cm積もっただけでTVでは大騒ぎです。
北国の人が見たらあきれる事でしょうな。

というところで NORIKO先生の素敵な画像の続きです。
今回は「ゆきあかりin中島公園」と題された幻想的な灯火(ともしび)の祭典の様子です。



photo by NORIKO










雪や氷で作られたランタンは不思議と暖かそうでいいですね。
こういう規模の大きいお祭りだけでなく 一般の家でも作って玄関前などに飾って楽しんでもいるそうです。

こちら相方の友人宅


2年程前の写真ですが 雪国ならではの遊び心に感心します。 photo by (多分)ミコちゃんかミキオさん



中島公園内にある音楽ホール「Kitara」


さて今回はいつも以上に沢山の素晴らしい写真を送って貰ったので 3回に分けてお送りしました。
いかがでしたでしょうか。

震災の影響や稀に見る大雪にもめげずに 冬を楽しむ北国の人達の逞しさが伝わってきました。
NORIKO先生 ありがとうございました!







版画家のお友達 歯科医師編(81)その2 Special Column(81)

2012-02-25 09:45:55 | その他 Other


折角 NORIKO先生に沢山の画像を送ってもらったのに うかうかしている内に旬を逃しそうです。
更新遅くてすいません.....

では 急いでお送りします。

今回は 夜の氷像です。
文句無く素敵です。


動物達の夢のお城 コンテスト最優秀賞作品      photo by NORIKO


みんなの夢のお城


杜の都の七夕ごてん


(幻想的で素晴らしい氷像ですね。実際に歩いてみたかったです。)



あったらいいな動くお城


地球と絆のお城


(どういう人達が製作したんでしょうか。氷像造りのプロが札幌には沢山いるんでしょうかね。)



故宮博物院


”金麦”のブース


(寒くてもやっぱりこっちのビールの方がいいです。でも寒そッ
 あの中でジンギスカンはやってないんでしょうね。)


と云う訳で 次回も続きますよ。










版画家のお友達 歯科医師編(81) Special Column(81)

2012-02-19 12:15:31 | その他 Other

今回はNORIKO先生から札幌雪祭りの画像を沢山送っていただいたので
3回に分けて がっつし お送りしようと思います。

まずは大雪像「海からの贈り物」が出来上がるまでの様子


1月25日の段階            photo by NORIKO


2月2日


完成

(昔は自衛隊員の冬期訓練の一環として雪像に取り組んだそうです。
 当時 野党や日教組が自衛隊参加に反対していたニュースを覚えています。時代ですな。)


部分UP








会場を歩き疲れたら こんなものもいいかもしれません。



(私としては 飲んでみたいような.... 飲みたくない様な..... )


まだまだ 続きます


大雪像「会津鶴ヶ城」


大雪像「タージ・マハール」

今回大雪像より話題を呼んだこちら

「初音ミク」 再制作された像

(大体 初音ミクって何じゃ?と 思う私ですが ケガをされた方も61歳の女性だそうで....お気の毒です)


と云う訳で 雪祭り 次回も続きます。





ドタキャンにつきパイプのお話

2012-02-13 11:56:54 | その他 Other


今日は久し振りに相方に登場してもらう予定でしたが 訳あってドタキャンされてしまいました。

訳のその1
実は我が街の商工会が主催する「我が家のおかず自慢コンテスト」なるものに相方が応募したのですが
一次の書類審査に受かった29人の一人になってしまって.....
10ある賞(夫々1万円の商品券)を取るべく 張り切って実際の料理を審査する最終コンテストに臨んだのですが......

もう お判りと思いますが...... 受賞はできなかったんですね....

そのコンテストの経緯をブログに書いてもらう予定だったんですが 落胆のあまりキャンセルされてしまいました。

その応募した料理は こちら


「酪農ポテト」

以前 このブログにも紹介しているものです。
http://blog.goo.ne.jp/kei-print/s/%CD%EF%C7%C0%A5%DD%A5%C6%A5%C8

アイディアといい 捻り(ひねり)といい いまいちアピールが無いので 私は反対していたんですがね......
なにせ商工会関係のお偉いじぃちゃん達が(10人中9人がじぃちゃん!残り1人がばぁちゃん......)試食するんですから.....


訳のその2
先週あたりから 娘家族4人が インフルエンザと 「ロタウィルス」と云うのにかかりまして
上の孫が入院 急遽昨日から 相方が看病に駆けつけに行きました。
この「ロタウィルス」 熱と下痢と吐き気が酷く 体力が消耗してしまう かなり悪質なウィルスのようです。
どうぞ皆様も お気をつけて


と云う訳で 相方の出番は無くなりましたので
その内書こうと思っていた「パイプ煙草」のお話を。

(興味の無い方多いと思いますので その方はどうぞ飛ばして下さい)


今月の20日は「国際パイプスモーキング」の日です。
と言っても どなたも知らないですよね。

何をするのかと云うと
その日 世界各地でパイプ愛好家達が集って 
世界のパイプスモーカーとの親睦と連帯の輪を広げてるため 一斉に吹かすんですね。

(もう付いて来れない方 スルーして下さい)

日本でも各パイプ倶楽部で行なわれるそうです。
私はその様なクラブには入っていませんが その日はいつもより多めに吹かそうかと思っています。


「ダンヒル965ミクスチャー」ラタキア葉、オリエント葉にキャベンディッシュを加えた絶妙なブレンド

そもそも 異常に煙草が嫌われる昨今ですが
では はたしてパイプ愛好家は全国でどの位いるのか....

(愛煙家の方 しっかり附いて来て下さい)

JTが2011年10月13日に発表した喫煙人口(推計)は2279万人(前年比216万人減)。
これはほとんどが紙巻きたばこと思われますが この中にパイプ使用者は何人いるか.....

昨年のお茶の水の一週間の個展の折 毎日近くの「スタバ」で一休みしていたのですが
一度もパイプ者には出会いませんでした。
学生や先生方の多い界隈なのですが パイプの香りさえ 漂っては来ませんでしたね。

街角の喫煙場所 羽田空港の喫煙室 居酒屋 まったく見かけません。
最近では TVで「あの」渡辺恒雄氏がパイプを銜えて(くわえて)いた画面が出ていた程度でしょうか。
生で吸っている人を見るなんて 私の近くでは皆無です。

絶滅種ですね.....

私の実感からのあて推量ですが 喫煙人口の 0.2% 位では..... と思います。
つまり日本全国で 46,000人から50.000人 程

(なぜ0.2%かは 特に理由は無いのですが 0.1%23,000人ではあまりにも少な過ぎるようで......)



最近常用している煙草
左 コルツ・アメリカンミックスチャー40g900円 デンマーク製
ブラックキャベンディッシュ、バージニア、バーレーのブレンド。バニラ、チョコレートの香り。
右 コルツ・ゴールドデラックス 40g900円 デンマーク製
甘いバージニアと滑らかなバーレー バニラ、ナッツの香り。

46,000人という数はもちろん正確ではありませんが まぁ いいとこ突いているのではないでしょうか。
これ以上いるとすれば もっと街中で見かけてもいいはずなんですが。


肺の奥まで吸い込まないので ニコチン中毒・依存症にもならず 喉も痛めずにすむ パイプ喫煙
美味しく吸うまでに多少時間とコツはかかりますが 極上のひと時が得られます。

紙巻き煙草の方もパイプに変えてみてはどうでしょう 絶対お勧めです。










 

版画家のお友達 歯科医師編(80) Special Column(80)

2012-02-07 16:05:15 | その他 Other


先月 NORIKO先生から送って貰った画像紹介がすっかり遅くなってしまいました。
今回は 冬の風物詩として たっぷりお送りします。


まずは 札幌市電の冬の名物 ささら電車


                            photo by NORIKO
「市電のレールを除雪する専用車です。
なんでも、始発前に運航する事が多く、昼間はなかなか見られないそうです。
車体の下に大きな竹ほうきのようなものが付いていて、それを回転させています」

私も見た記憶があります。
札幌以外では函館でも使われているそうです。
今年はさぞ出動階数が多いのではないでしょうか。



「大きな通りは雪上車がすぐ除雪してくれますが、一歩脇道は入るとこんな状態です。
特に、ここ数日気温が高く(高いと言っても0℃前後。)踏みかたまっていた雪が柔らかくなって、
ワダチが出来、よく車が立ち往生します。
私もこの百メートル程度を抜け出せる自信がなく車の外出を躊躇しています」

子供の頃道を歩いていると 雪にはまった車を押し出す手伝いをよくさせられました。
礼も言わずに行ってしまう車もあって 雪玉を投げてやったこともありました。
今では懐かしい想い出です。


昨日から札幌雪祭りが始まりましたが その準備の様子です。


「大通り公園大雪像作成中(大雪像は自衛隊が作ります。ここは真駒内の第11特科隊が作業をしていました)」

随分大掛かりですね。
今年のメイン大雪像の「会津鶴ヶ城」でしょか。


「大通り公園スノーボードのジャンプ台建設中(雪まつり開催中競技が行われます)」

スノーボードをした事があるか ないか で世代が判るといいますが
もちろん私はした事はありません。
(なんか...... ちゃらくさいよね...... やっぱ 冬はスキーかスケートだろう )


冬の風物詩の恒例となったような 例の車です。



上の先生のコメントにもあるように 冬場は車を使うのがおっくうと云うか 怖いと云う人が多いんでしょうね。
ついでに昨年の様子



止め方が変わったようですが しっかり越冬車になっています。


と云う所で もうひとつついでに 今度は我が家の冬の食物誌


沢庵・白菜・鰊漬け 漬け物3種そろい踏み

余計ですが超UP





NORIKO先生 ありがとうございました。
冬場の撮影 気をつけて下さい 風邪等引きませんように では



次回は久し振りに相方登場を予定しています。 














井上君のニセコ便り その3-2

2012-02-02 11:43:05 | その他 Other





北海道! でっかいどう! (ちょっと古すぎますね)
のっけから寒そうですが 素晴らしい光景です。

ニセコの大自然の真っただ中に暮らす井上君のお便りの続き




色がかわいらしくて素敵な家ですね。

先日貰った別メールには
「我が家ではすでに一樽目の沢庵を完食して、二樽目に入りました」とありました。
井上君の家でも沢庵を漬けているとは! 嬉しいですね。

そのメールには以前 私がブログに書いたワインを詳しく紹介した資料と共に
彼が飲んだボルドーワイン Chateau Mouton Rothschild のラベルも添付されていて
彼が相当のワイン通であることが判りました。

「私もブルーチーズと赤ワインの相性はとても良いと感じており、
 ワインはボルドーもの、ブルーチーズはロックフォールがお気に入りです」
「これからも、ワインの奥深い文化にひたりつつ 充実した人生を送りたいものですね」

ワインとチーズと沢庵漬け いいですね。

彼が生活を楽しんでいる写真をもう一枚

 

厳しい冬場でも 奥さんと二人 充足した生活を送っている情景が伝わってきます。







これらの写真を見て ふっと想いました。
水道や排水 暖房はどうしているんだろう? と
もしまた 気が向きましたらお便りを下さい。

井上君 ありがとうございました!






井上君のニセコ便り その3-1

2012-01-27 18:07:37 | その他 Other


ここ埼玉も今年はひどく冷え込んでいます。
今朝は -5~6°位あったようで 我が家の一部の水道が凍っていました。
こういう時は地球温暖化の話しはまったく出てきませんね。
どうせ暖かくなるのなら平等に冬も高めの気温にして欲しいものです。

しかし 埼玉なんかより 遥かに厳しい寒さの中でも
その寒さを楽しんでいるかの様な ニセコの井上君からのお便りが先日送られてきました。
今回から2回に分けてお送りします。

まずは 雪かきシーンから



「私は妻共々雪と格闘の毎日です。やはり、こちらの雪は半端でなく、
現在、我が家の庭で1.5m弱の積雪です(12月としては記録的な積雪があったためです)」



除雪車を操る井上君の勇姿
2年程前の夏 横浜のJazz Liveで共にした時の のんびりした彼とはとても思えません。




こちらは積雪量や道路の位置が判る様に立てたポールなんですかね。
軽く背丈くらいは積もっている様です。

でも 大変な日々にも羨ましいお楽しみもあるようです。

「とは言っても、週に1日程度は除雪が必要ない日があり、
そんな日には近くの温泉(我が家から車で30分圏内に10箇所以上の天然温泉があります)に骨休めに行きます。
一番のお気に入りは、写真にある五色温泉です。」



「こちらに来てからの畑の開墾作業や除雪作業等で体重が6kg近く減りました。
毎日、朝・昼・晩きちっと食事をして、夜はワインや焼酎を毎晩飲みながらの自然減量なので、
いかに健康的な(本来の人間らしい)生活を送っているかを実感しております。」


よりによって どうしてまた わざわざ厳しい環境の中に移住するのか いまいち理解が出来なかった私ですが
この様なお便りを貰うと 何となく 少しづつ 解る様な気がします。



つづく



 



「謹賀新年」と「幻の珍味」

2012-01-02 13:31:33 | その他 Other




明けましておめでとうございます。

今年の我が家の年賀状 まだ着いていないところが多いと思います。
なにせ29日まで刷っていて 30日に出したものですから.....
一足先にこのブログで ご挨拶いたします。

さて 今年はどんな年になるのでしょうかね。
穏やかであれと切に願いつつ しかし 何となくまた大乱が起きる様な気もします。
いつの時代も いつの年も 安寧な時など少ないのが現実ですが
それでも最近の不安定さは殊に大きさを増している様にも思えます.....



といったところで
今日は 前回予告しました「極めて危険な食品」のお話。

危険と云っても市販されているので 充分安全ではあるのですが
なぜ安全になるのか 科学的に解明されていないので 
ひたすら伝統の製法を守って作っていると聞くと やはりちょっと気になります。

前置きが長くなりました。
その食品とは 「ふぐの卵巣」
ふぐの内臓は極めて毒性が強い事は皆さんよくご存知の事と思いますが
事もあろうにその内臓である卵巣を糠漬けにして食べる地方があるというのです。

こちら



糠に2年間漬け込むと 強い毒がどうゆう訳か 消えてしまうのだそうです。
いつの頃から作られてきたのかも判らず
なぜか 石川県だけでその製法が伝えられ続けて現在に至っているようです。

UP



もっとUP



そしてお味は.....

旨い!!!

糠漬けなのでしょっぱいですが  
魚卵の風味と糠による発酵が充分活かされて それはもう お い し い !
発酵食品大好きの私は虜になりそうです。

一切れで 二合はいけますね。
昨日は五合くらい いっちゃたようです......

暖かいご飯にのせても お茶漬けにしても良さそうです。

猛毒の卵巣をなんとか食べようとして いろいろ工夫を重ね 
多分犠牲者もきっと出たに違いない 古(いにしえ)の人の努力には頭が下がります。
それにしても 毒性が何故消えるのか 現代でも解明されていない というのが 怖くもあり 不思議でもあります。

そしてその「ふぐの子」は こちらで扱っています。

  http://www.ishikawaya.com/  「いしかわや」さんです。

私が買ったのは「ふぐの子 中 」¥924 意外とお安いです。

どうですか 皆様も試してみては。












井上君のニセコ便り その2

2011-12-17 11:17:39 | その他 Other


前回「新天地」のタイトルで同期の井上君のニセコ移住のお話をしましたが
先日その後の近況を伝えるメールをいただきました。

そこで「井上君のニセコ便り」として 続報をお送りします。

では まず 見ているだけで寒くなる画像です。


完全に「しばれて」ますな



奥さんの「雪かき」ですね
大変そうだけど どこか楽しそうに見えます。






やはり人力だけでは 無理なんですね
トラクターに除雪装置をつけて本格的です。

「除雪作業も半分は雪遊び気分で楽しんでいます」とは 本人の弁ですが
この余裕をずっと持ち続けてほしいものです。



北海道特有の きーーーーーっん とした 痛い様な寒さが伝わってきますね。
私としては 暖かい部屋からワインなど飲みながら眺めたい景色ですな。


と言った所で 井上君ありがとうございました。
またお便り下さいね。





版画家のお友達 歯科医師編(79) Special Column(79)

2011-12-11 18:56:44 | その他 Other


個展が終わってもなかなか落ち着いた時間が取れない状態です。
年内の更新も滞りがちになりそうです......

で 今回はNORIKO先生に送って貰った ちょっと可笑しくて かなりいけてる川柳の特集です。
函館の素敵な画像と共にお送りします。




函館ハリスト正教会      photo by NORIKO


<オリックスマネー川柳入選作より>


・初任給 母より先に 被災地へ    (偉い!  kei )

・義援金 部下よりちょっと 見栄を張り



函館聖ヨハネ教会


・あらいやだ ドルとウエスト 75   (下の句の奥さんですかね)

・介入を しても動かぬ 円と妻



カトリック元町教会


・スマートに なる携帯と 我が財布

・地にナマズ 国会ドジョウ 円ウナギ    (うまい!)



旧函館区公会堂


・節電に 50インチが 邪魔になり     ( eco とは言っていますがね)

・わりかんと 先に言うなよ どじょう鍋   (ほんとに割り勘だといいのですが....)



ハイカラ電車


と云う訳で なかなか結構な川柳でした。
NORIKO先生ありがとうございました。


次回は 以前お話しました「ニセコへ移住した」友人 I君の近況をお送りします。