版画草子 All That Print Work

自作版画作品と日常の写真を日記形式で紹介してゆきます。
(画像の無断使用は固くお断りします。)

井上君のニセコ便り その6-2

2012-08-21 12:01:31 | その他 Other


糞っ 暑いですな。
こちら埼玉は今日の午後には38℃になるそうです やれやれ.....



では 気を取り直して 井上君のニセコ便りのつづきです。



やはり土地が広いと結構「物入り」ですな。
それも本格的な機材が必要なんですね。
今時期から冬用の機材の展示会があるのも さすが北国ならではですね。


話しは変わって ちょっと怖い写真です。



痛そ......

私はどうも虫アレルギーらしく 3~4年前ブヨに刺されたとき 血圧が低下して酷く具合が悪くなった経験があります。
相方は2度スズメバチに刺され 今度刺されたら もしかすると命が危ないと言われています。
(2度目でも危ないそうですが 相方は無事でした.....)
我々はまずニセコの自然の中での生活は無理なようです。

それにしても井上君 強いね!
でも この先大丈夫かな くれぐれもお気をつけて。




(一般的な薔薇の花言葉は 愛とか暖かい心 らしいんですが
黄色の薔薇だけ 嫉妬 というのが入っているんですね  余計ですが 気になったので調べてみました。)



さて最後に ニセコでの生活がいかに健康的であるかの証明の写真



dietやexerciseで得た数値ではないところが いいですな。
良く言われる事ですが
いつまでも元気な内は 過剰な負担にならない程度に 身体を動かして働くのがいいと云うことの典型ですね。
云うは易しですが...... ねっ 御同輩!

(いや かく言う私も死ぬまで描き続けますぞ あまり身体は動かしませんが..... ) 


と言った所で 
自然の恵みを充分享受して 怖さや難儀な作業にも対処するニセコ生活は 
誰でも出来ることではないでしょうが 一つの理想ですな。
井上君が憧れた気持ちが 私にもだんだん解ってきたように思います。

井上君 奥様 ありがとうございました。




次回は我が家の取って置きの冷たい食べ物のお話です。

井上君のニセコ便り その6-1

2012-08-16 12:30:35 | その他 Other


相変わらず厳しい残暑が続いています。

そんな中 先日は子供達家族総勢8人が我が家に揃いまして 
それはもう 凄まじく賑やかなお盆を過ごしました。
下から4ヶ月(男)・1歳7ヶ月(女)・2歳(男)・3歳3ヶ月(女)の孫達
嫌がおうにも爺役を務める事に......

と言った所で 今回は井上君のニセコ便り5~7月編です。
農耕生活をしっかり享受している様子が伝わってきます。

では



私はつい最近まで「わらび」と「ぜんまい」の区別もつかなかった山菜音痴ですが
好きな人にとっては天然の山菜は魅力なんでしょうね。
相方は北海道の山育ちなので しきりと羨ましがっていました。




堆肥作りも本格的ですね。
ホームセンターあたりで肥料を買ってくる野菜作りとは 大きな違いですな。
これが本来の姿なんでしょうね。







野菜作りもここまでくると驚異的ですな。
つい2~3年前まで月給取りだったとはとても思えません。
奥さんと共にかなり研究したんでしょうね。


「大地の恵み」をしっかり堪能している生活 次回もつづきます。






臨時の更新

2012-08-06 17:08:06 | その他 Other


暑い日が続きます。
暑さに疲れたと云うか 飽きたと云うか 気持ちも身体もだれてしまったようです。

そんな中 先週の土曜日に古いパソコンから新しいパソコンに入れ替える作業をしました。
古いパソコンのモニターは昔のテレビのような奥行きのある非常に重い代物で(20kg以上はある)
その受像機を納屋まで運んだ時に 思いがけない事故に会ってしまいました。

身体がだれていたのか 気が緩んでいたのか 
運んでいた途中 モニターが滑って転げ落ち 落ちた拍子に右手の親指をイヤっというほど打ち付けてしまいました。
爪の生え際あたりをしたたかに打ったようで 見る間に爪が紫色になって それはもう..... 痛いのなんの.....



土曜の午後なので近くの病院はお休み 月曜までありません.....
仕方なくただ ひたすら冷やして やり過ごす事にしました。
気分を紛らわすためビールやお酒はいつもの様にしっかりいただきましたが
それが災いしたのか 時間が経つにつれ 親指はどんどん腫れて来ます。
痛いし 暑いし とても眠れません。



爪の下に血が溜まってきたのか 指がパンパンに張ってきます。
このままゆくと 壊疽か何かになって 死んでしまうかも.... 
月曜日に病院に行っても手遅れで 指先を切り落とすなんて事になるかも.....
でも 救急車を頼むのはオーバーだし 格好悪いし.....
私は気が気ではありませんでした。

気が気で無いので日曜の夜もお酒をいただきました..... 

ともかく 必死に冷やし続け やっと月曜になりました。

ホームドクターでもある 近くのクリニックに行って事情を説明すると
先生は 
「あぁー 酷いですね 痛いでしょう すぐに爪に穴をあけて 血を抜きましょう」


「えぇーー 穴! 穴?  麻酔もしないで.... ですか?」
「先生 私.... 気が小さいので 卒倒するかもしれません....」

先生
「いゃー 大丈夫 大丈夫 痛くありませんよ すぐ楽になります」

で....   医療用の小さな針で 穴を開けました。

私は怖いので目をつぶっていましたが 先生の言う通り 痛くはありません。
血をすっかり抜いてしまうと 何やらすっきりしてきました。

先生
「今日は水に濡らさないように 後は 放っておいても自然に爪は生え変わってきますよ」


何とも拍子抜けの治療でした.....



包帯巻きのヘッタクソな看護婦に手荒に巻かれた私の指


と云う訳で 今日の午前中に何とか一件落着.... やれやれ



新作のお話の続きは近々しますね。
井上君からのニセコ便りもいただいているので 急いで更新したいと思います。












テクテク歩き隊 番外編 はとバスツァー その2

2012-07-23 12:33:31 | その他 Other



危なっかしい原発が動き出したり これまた危なっかしい軍用機を押し付けられたり
何とも腑に落ちない昨今ですが いかがお過ごしでしょうか。

さて はとバスツァーの続きです。


苦労してチケットを取った 快適な2階バスをたった20分ほどで降りて 
水上バスに乗るまでの間 浅草自由散策をしました。



浅草は皆 もう何度も訪れているので仲見世・境内をさっさとやり過ごして 我々は近くのそば屋にしけこみました。



最初は「電気ブラン」でお馴染みの「神谷バー」に行ったのですが やはり超満員 仕方なく近くのそば屋に入ったのですが
全員そばを食べる訳ではなく ひたすらビール! (そば屋さん 御免なさい )

いいかげんになったところで 吾妻橋の水上バス発着場へ
いざ 隅田川下り



最後尾からの眺め



結構大きな水上バスなので 船内は比較的空いていて これまた快適でした。
でも次回はやはり風情のある「屋形舟」でどんちゃん騒ぎをしながら 川下りをしたいものと思いましたね。


両手に花?



勝鬨橋を越えると もう終点の日の出桟橋 40分の船旅でした。
バスといい 船といい ちょっと物足りなかったですね。

本来は日の出桟橋から東京駅まで また2階バスに乗るのですが
それだと築地の飲み会の会場へは遠くなるので 我々はバスをキャンセル タクシーで宴会場へ



まだ明るい内から やんやの宴会です。
このお店 築地の「寿司ざんまい」というのですが 値段的にも内容的にも 大変満足できるお店でしたよ。


サービスで出された鮪の兜焼きを見て 驚くテクテク隊長

なんやかやと 8時過ぎまで食べて飲んでしゃべって 我々7人の「七夕はとバスツァー」は盛況の内に幕を閉じました。
でも振り返ってみると 今回のツァー バスよりも船よりも お酒を飲んでいる時間が一番長かった様です.....



 
と云う訳で 鬱陶しい梅雨も何のその 仲のいい友人達との楽しい一日でした!




次回は 改めて 私が版画家である事を想い出してもらうために 新作のお話をします。






テクテク歩き隊 番外編 はとバスツァー その1

2012-07-15 13:23:59 | その他 Other


先週の土曜7月7日の七夕に同期7人ではとバスに乗って 東京は下町に繰り出しました。
札幌在住の同期(女子)がたまたま来京することになって 歓迎の意味で変則のテクテク隊を編成したものです。
通常の史跡を訪ねたりする「勉強臭い」テクテク隊は 隊長が資料を揃えてすべての指揮をとるのですが 
お遊び盛りだくさん & 飲み会付き「色物テクテク」の場合は 私がその手配係となります。

そして今回選んだのが 「はとバス」
何となく「お上りさん」専用のイメージが強いのですが 
いやいやなかなか 最近のはとバスはあなどれない充実した企画が多いです。


こちらが参加したツァー



2階だてバスと隅田川下りの組み合わせ
はとバスは全員始めてとあって 結構わくわくして乗車しました。



席は2階の一番前 眺めが良くて同期女子(3名)から感動され 手配係として面目躍如です。


2階の内部
おばさんよりも 不思議とおっさんが多かったですね。(人の事は言えませんが....)

この日は雨にも関わらず 3台のバスは満員 かなりの人気コースのようです。


さて いよいよ東京駅前を出発
胸には ちょっと照れくさい はとバスのシートワッペン(これは水上バスのチケット代わりになるようです)





最初の下車地 浅草観音
(と言うか 折角いい席を取った2階バスはこれで終わり ちょっと残念でしたね)




次回へつづく






版画家のお友達 歯科医師編(85) Special Column(85)

2012-07-08 11:31:25 | その他 Other



昨日は生憎の雨の七夕でしたが 私たちは友人5人と「はとバスツァー 下町めぐり」に行ってきました。
其のお話は次回することにしまして
今回はNORIKO先生から送って貰った爽やかな札幌大通り公園の「花フェスタ」の画像と
なかなか興味深いレポート
「ナースが聞いた「死ぬ前に語られる後悔」トップ5」という話題をお送りします。
死を間際にした「後悔」 ちょっと深刻ではありますが 関心もありますね。

では



梅雨の無い6月の札幌! 


『ナースが聞いた「死ぬ前に語られる後悔」トップ5』
もし今日が人生最後の日だったら、あなたは後悔を口にしますか。それはどのようなものですか。

人生最後の時を過ごす患者たちの緩和ケアに数年携わった、オーストラリアの Bronnie Ware さん。
彼女によると、死の間際に人間はしっかり人生を振り返るのだそうです。
また、患者たちが語る後悔には同じものがとても多いということですが、
特に死を間近に控えた人々が口にした後悔の中で多かったものトップ5は以下のようになるそうです。

1. 「自分自身に忠実に生きれば良かった」
「他人に望まれるように」ではなく、「自分らしく生きれば良かった」という後悔。
Ware さんによると、これがもっとも多いそうです。
人生の終わりに、達成できなかった夢がたくさんあったことに患者たちは気づくのだそう。
ああしておけばよかった、という気持ちを抱えたまま世を去らなければならないことに、人は強く無念を感じるようです。


旭川農業高校の生徒が作った 北海道農業高校生ガーデニングコンテスト大賞作品です。 先生談


2. 「あんなに一生懸命働かなくても良かった」
男性の多くがこの後悔をするとのこと。
仕事に時間を費やしすぎず、もっと家族と一緒に過ごせば良かった、と感じるのだそうです。




3. 「もっと自分の気持ちを表す勇気を持てば良かった」
世間でうまくやっていくために感情を殺していた結果、
可もなく不可もない存在で終わってしまった、という無念が最後に訪れるようです。




4. 「友人関係を続けていれば良かった」
人生最後の数週間に、人は友人の本当のありがたさに気がつくのだそうです。
そして、連絡が途絶えてしまったかつての友達に想いを馳せるのだとか。
もっと友達との関係を大切にしておくべきだった、という後悔を覚えるようです。




5. 「自分をもっと幸せにしてあげればよかった」
「幸福は自分で選ぶもの」だと気づいていない人がとても多い、と Ware さんは指摘します。
旧習やパターンに絡めとられた人生を「快適」と思ってしまったこと。
変化を無意識に恐れ「選択」を避けていた人生に気づき、悔いを抱えたまま世を去っていく人が多いようです。

参照元: the guardian



いかがでしたか。
後悔が少ない事に越した事は無いでしょうが でも「無し」ということもあり得ない様にも思います。
私の後悔は 多分 「もっといい作品を創りたっかた」 ではないかと......
さて 皆さんはどうでしょうかな。






再起動とレバ刺しと

2012-07-02 17:33:47 | その他 Other


7月に入って私には気になる出来事が二つ起きました。

一つは原発の再起動
安全対策が充分とは言えないまま 
事故による国全体へのリスクよりも 経済リスクを回避するための再起動は どう考えても「時期尚早」としか思えません。
国民の不安感と国益を天秤にかけ 政府は国益を優先させたようです。
大飯の安全対策計画のすべての完成は3年後とか.... 
取りあえず現法律上では対策は充分なので稼働させるというのは 福島の経験を無視したもので 
私の感覚では到底納得はできません。


もう一つは
牛レバーの生食を禁止したこと。
原発とは真逆に お上は国民の生活安全を鑑み 国民の為を思って禁止したようです.....

「てやんでぃ! 余計なお世話だ!!!」

てな訳で どうも腹の虫が収まらない私は 昨日禁止された「レバ刺し」を我が家でいただきました。

こちら



そのUP



美味しそうでしょう!
モツ好きにはたまらない一品です。

でも..... 実は...... これ コンニャクで出来ているんです!
食感はレバーそのもの!!  味は 刻みネギとごま油がかかっているので 本物とさほど変わりません。
一口食べたとき 思わず笑ってしまいました。
実にうまく作ってあります。

お上に政策あれば 庶民に対策あり と言う所でしょうか。



私はこういうものを作ってしまう日本人が大好きです。

がんばれ!日本!


で 久し振りに <今日の一句>

 納得のいかぬ風吹く 梅雨の街

 濡れ紫陽花 空を励ます他になく







次回は NORIKO先生登場です。
興味深い話題ですぞ。






マンネリシリーズ その1とその2

2012-06-25 17:58:31 | その他 Other


随分更新を怠ってしまいました。

病気を患っていた訳ではありません。
でも 小学校の頃 風邪などで暫く学校を休むと 何となく行きづらくなった想い出がありますが
そんな気分と同じで 休み始めると何となく書きづらくなって つい更新をさぼってしまいました.....

そんな中 NORIKO先生からも「更新 頑張って!」とメールをいただいて.....

書き辛くなったもう一つの理由は マンネリズム.....
6年も書いていると当然かもしれませんが 
最近は 内容が単に同じ話題を繰り返しているだけと感じ始めて以来 どうも気分が乗りません。


と云う訳なのですが 
しかし マンネリを打破できる新企画を思い付くまでは このまま書き続けることにします。

どうぞお付き合い下さい。



その名も マンネリシリーズ その1

以前にも載せた「ルリボシカミキリ」が先日も我が家の庭に遊びにきました。



このカミキリ虫 髪の毛も切断する程 顎が非常に強いので「噛み切り虫」と言うそうです。
色もとっても綺麗なので標本にして残すと もっといいかもしれないと思ったのですが
何と 死んでしまうとこの色 褐色になってしまうそうです。
玉虫なんかはあの「玉虫色」は死んでも変色しないので
「玉虫厨子」や装飾額なんかにされて 大量に捕獲されるようですが
ルリボシカミキリはその点 いいかもしれません。


マンネリシリーズ その2

最近のマンネリの真骨頂 「切り込み」


「しゃけの切り込み」

刺身用の鮭を酒と塩と麹に漬け込んだもの
これなんかは千歳空港あたりのお土産屋に良く見かけますな。
もちろん 売っている品みたく甘くはありません。
しょっぱいですが 旨いです。



こちらは「豆腐の切り込み」

豆腐を酒と塩と麹に漬け込んだもの
これもまた いけます!

と云う所で この「切り込み」まだまだ続きますね.......




<業務連絡>
東京19期の皆様 憶えておられますか?



10年間 取ってあったんですよ。
と言ってもほとんど着ていないので 傷んでいません。




 



版画家のお友達 歯科医師編(84) Special Column(84)

2012-06-13 11:43:28 | その他 Other



NORIKO先生から札幌の夏の風物詩「YOSAKOI祭り」の画像を送っていただきました。

それをご紹介する前に 今日13日から始まる「全道展」のお知らせを。



絵画・版画・彫刻・工芸の4部門構成からなる展覧会です。
身びいきではなく かなり見応えのある展覧ですので お近くの方は是非お出かけ下さい。



と言った所で YOSAKOIの画像です。
今回は各グループの発表の様子ではなく 別角度から お祭りを楽しむ札幌市民の様子を撮ったものです。

photo & comment by NORIKO



こんな衣装もありました。ちょっと今までのイメージとは違ってコスプレ風、
可愛いです...... が 前からは見ません....

(コスプレって...... 私にも理解出来ない現象のひとつです kei) 




大通り公園の芝生。舞台の様子を大型ビジョンで見ながらお弁当を食べていたり、ちょっとしたピクニック気分です。




踊り手の衣装ではなく、個人的にこんな服を着ている人もいました。お祭りバージョンでしょうか?




踊り手と一緒に踊る「わおどり」すごく楽しそうでした。


「雪祭り」のように 観光客目当てではなく 市民が楽しむ祭りとして定着しているんですね。
私が十年ほど前に見たときは 倉本 聰氏などが踊りの審査員をして 
駅前通りはそれはもう大変な音量と人ごみ 「何というバカ騒ぎか」と思った程です。
今は随分落ち着いたんですな。


さてさて今回もNORIKO先生のお陰で更新できました。
先生ありがとうございます。

前回お知らせした「花シリーズ」は
ここんとこ妙に「小忙しく」て まだ完成していません。
いずれお目におかけいたします。













井上君のニセコ便り その5-1

2012-05-26 12:43:59 | その他 Other


先日 ニセコの井上君から3~4月の近況報告をいただきました。

どんな風に冬を過ごし 春を迎えたのか 私も愉しみにしていたのですが 
いやいや なかなか充実したいい生活を送っている様です。

早速 早春のニセコの様子をお送りします。




井上君格好いいですね。
私が今スキーをやったら 翌日はそれはもう 大変な事になってしまうでしょう。
その前に もう滑る事さえ出来ないかもしれませんが.....




生活を楽しむ達人ですな。
(ただ 妙に 古いアンティークな一斗缶が気になりますね よくとってありましたな)




雪を早く溶かす作業って 北国ならではですが
確か「敷地は千坪程」と言っていたので 二人だけでの人力作業はきつそうですね。
それは疲れますわ.....


次回も続きます。









版画家のお友達 歯科医師編(83) Special Column(83)

2012-05-21 12:58:57 | その他 Other


今日は金環日食でしたね。

普段は9時前後まで寝ている我が家ですが 今日だけは7時に起きて観てみました。
前もって観測用のメガネなど用意していませんので
急遽 10分あまりで 手作りの遮蔽メガネを準備しました。
こちら



何だか判らないでしょうね。
私が小学校高学年の頃 何かの日食(日蝕?)があって その時先生から教わったのが
ガラス板にローソクの煤を付けた物で太陽を見る という超原始的な観測メガネでした。
50年振りに再現してみたのですが
今回はガラス板の代わりに 透明アクリルを使ったので ローソクの熱で少し変形してしまいました。
でも 充分綺麗な金環を見る事が出来ましたよ。
煤の粒子が太陽光を拡散させて 一応 目に安全な観測が出来る様です。


と言った所で 今回はNORIKO先生の画像集です。
札幌の春の様子と 先生が送ってくれた「シネマ名言集」を組み合わせてみました。
(画像と名言は特には意味はありませんがね.....)

では 一挙にいきます。

平岡梅林公園         photo by NORIKO

「ポジティブシンキングさ。ダメだと思えば人生駄目になる。いけると思えばいけるんだよ」明日の記憶


百合が原公園

「今日という日は残りの人生の最初の日」アメリカン・ビューティー


百合が原公園

「面白いな。どこに座っているかによって、物事は見え方が違うからな」ボーン・アルティメイタム


チュウリップとムスカリ

「人生に確かなことなんてない、それだけが確かなことなんだ」ビューティフル・マインド


マキシミヴィッチ リトルビューティ

「どん底で終わるより一夜の王でありたい」キング・オブ・コメディ


シデコブシ ロイヤルスター

「噂とはいい加減なものだ。たいてい噂のほうが良く出来ている」ワイアット・アープ


何となく画像と名言台詞が呼応している様な いない様な.....
ちょっとした お遊びでした。

先生 ありがとうございました。




次回は 井上君のニセコ便り第5弾です。



夜のお楽しみ.....

2012-05-14 17:31:35 | その他 Other


<夜のお楽しみ その1 韓流>

随分前から相方は韓流ドラマに凝っていて
古くは「冬のソナタ」 時代物で「チャングム」「チュモン」
そして今は「トンイ」(NHK BS3 日曜PM9:00)に夢中になっています。
私も多分面白いのだろうとは思うのですが 続き物ドラマを見るのが億劫というか
おばちゃん達が騒ぎすぎる流行り物になんとなく反発して 天邪鬼の私は避けてきました。
相方は録画して夜遅く一人でいそいそ楽しんでいます。


<夜のお楽しみ その2 漢流>

しかし..... その連続ドラマ嫌いの私がとうとうハマってしまいました。
中国制作「三国志」(BS8 月~金PM5:00)1時間もので95話!
若い頃吉川英治の「三国志」10巻に魅せられ 
横山光輝の漫画「三国志」30冊を読破した経験があるので つい惹かれて見始めてしまいました。
上記2作の国内ものと違う視点が織り込まれていて これまた面白いんですね!
まっ 本場の制作ですから当たり前ではありますが。
録画したもの2話か3話をまとめて 相方と共に酒をちびちびやりながら楽しんでいます。



そのドラマとお酒の友「伽羅蕗(きゃらぶき)」
つい先日 裏の庭で採れた蕗を醤油でことこと煮詰めたものです。



<夜のお楽しみ その3 倭流>

ドラマばかり見ている訳でもありません。
お酒を舐めながらの読書 これがまた何ものにも代え難い愉しみになっています。
今は高橋克彦氏 彼の東北を舞台にした時代小説「炎立つ」「風の陣」「天を憑く」などは
目から鱗の新鮮な世界に唸ってしまいます。
日本史はやはり西日本中心で関東が北限 東北の歴史はあまりにも知られていない事に気付かされます。

お酒を飲みながらとしては 
山本一力氏の江戸もの 高村薫氏(中には飲んでいては付いて行けない作品もありましたが)と桐野夏生氏のサスペンスもの
加藤廣氏の一連の作品「信長の棺」「秀吉の枷」「謎手本忠臣蔵」「空白の桶狭間」等は視点の斬新さと切り口の鮮やかさに感動しましたね。
後は 藤沢周平・村上春樹・吉村昭氏等々もう挙げたら切りがありませんな。



これまた お楽しみの友「鰊の切り込みと塩数の子」
今年は30匹以上!も鰊を切り刻んで漬け込んでしまいました。
上の数の子は裂いた鰊から取り出して塩漬けにしたもの。  旨いです!


いやはや 「夜のお楽しみ」 何か勘違いした方 ごめんなさい。 
 

次回はNORIKO先生の登場です。


春嵐

2012-05-06 17:32:57 | その他 Other


今年のゴールデンウィークは好天と荒天を繰り返す落ち着かない連休でした。
最終日の今日も我が町では落雷で母子が重体 
筑波の方では竜巻で死者も出るかなりの被害が出ている様です。

何となく不安感がつきまとう昨今
それでも 取りあえず 日本中の原発がすべて停止しましたね。

さて これからどうするのか.....

脱原発に向かうにしても 紆余曲折がありそうですな。

アメリカの国益に沿う様に日本の政策は決定されるという説に立つと
半径200km範囲に在日米軍基地がある原発以外は 稼働させる.... なんて言う話しもあるようで.....
本当かどうか 解りませんが それはどこか.....



毎日新聞web版より


2番の東通のそばには米軍三沢基地
13番の浜岡の東には横須賀海軍施設
15番の伊方の北側には岩国基地
16番の玄海は佐世保基地

「上の四つはだめだけど 他はそちらに任せるよ」 とでも言うんでしょうか......

やれやれ......

古すぎて恐縮ですが 昔 「責任者!出て来い!」の決め台詞で有名な 
人生幸朗・生恵幸子(じんせい こうろ・いくえ さちこ)の「ぼやき漫才」というのが流行りましたが
今の日本には本当の責任者などいない状況を見たら 彼 人生さんはどんな台詞を言いますかね.....

「なんや..... みんなが責任者やったんや.....」



というところで
我が家の連休を少々











<業務連絡>
ひろみちゃん 竜巻大丈夫でした?





版画家のお友達 歯科医師編(82)その2 Special Column(82)

2012-04-29 16:48:04 | その他 Other

いよいよ黄金週間が始まりましたね。
今日は全国的にも好天に恵まれて 行楽地は賑わっているんでしょうね。

前回の更新から一週間経った昨日 NORIKO先生からまたまた旬の画像を送って貰いましたので
急遽 劇的に変化する北国の春をお送りします。

まず 前回はまだ雪がかなり残っていた札幌百合が原公園の一週間後の様子


photo by NORIKO

北海道は徐除に・・と言うより「一気に」春になってしまいます。 先生談

すごい変化ですね。

では 春を待ちわびた花達が一斉に咲き始めた様子を連続してお送りします。









春の息吹そのものですね。

松任谷由実の
「春よ まだ見ぬ春 迷い立ち止まるとき 夢を くれし君の 眼差しが肩を抱く」
の歌詞がふっと口をついて出てきます。
この歌 いいですな。

いつまでもこの様な穏やかな春を迎えたいものです。

では皆様も素敵なGWを。

NORIKO先生 ありがとうございました。






版画家のお友達 歯科医師編(82)その1 Special Column(82)

2012-04-22 11:14:02 | その他 Other


今回は久し振りにNORIKO先生から送って貰った 早春の札幌の様子と
私がネット上で見つけた「ちょっといい話」をお送りします。

まずは雪解けの始まった札幌


photo by NORIKO

今年は冬も寒く 春もなかなか訪れないぐずついた気候のようでしたが やっと札幌にも春が来たんですね。


ふきのとう


水仙の蕾


ここでちょっと唐突ですが長生きに関する面白いデータを見つけましたので ご紹介します。

「アメリカの実験でとっても興味深い研究結果があります。
早死にするタイプと、長生きするタイプ。
この違いはなんなのか、7000人以上の人を対象に9年間も追跡調査したそうです。
喫煙量、飲酒量、仕事ぶり、社会的地位、
経済状況、人間関係など、ほんとうに細かく徹底的に。

すると、意外な事実に辿り着いたのです。
『タバコやお酒は寿命に影響してくるだろう』
という当初の予測が外れている事が、まずわかったそうです。
無関係ではないにしろ、それほど大きな影響を持ってなかったのです。

では、仕事ぶり?社会的地位?経済状況?
しかし、どれも決定的な要因ではなかったそうです。
そして突き止めたのです。
寿命が長い人たちの、たった一つの共通点を。

それは『友人達の数』だったそうです。
友達の数が少ないほど、病気になりやすいことがわかったそうです。
分かち合える友達と過ごす時間が、ストレスを大幅に緩和してくれているんでしょうね。」
出典『一押しの人・物・情報をあなたに』 小田真嘉著


いつの頃の どこの研究機関の調査かが明記されていないのが気になりますが
でも さもありなんという話しなので 載せてみました。

歳を取るにつれ 私も友人の大切さをしみじみと感じますね。




クロッカス



最後に札幌百合が原公園の温室の「こんにゃくの花」です。



先生談
「肉が腐ったような強烈なにおいがするので、カバーがかかっています。
花が咲くためにはある程度イモの大きさがなくてはいけません。
およそ4~5年かけて大きくなったものが開花すると言われています。
食卓にあがるコンニャクは、このイモから作られます。
コンニャクにするのはだいたい3年目のイモ。
開花の前に収穫されますから、畑周辺が臭うことはないそうです」

初めて知りました こんにゃくの花が臭いなんて。
もし花満開のこんにゃく畑があったら大変ですな.....

そこでこんにゃくに関して私が知っているもう一つのお話

ここ関東では群馬のこんにゃくが有名ですが
戦時中 そのこんにゃくを糊として使った「風船爆弾」を作ってアメリカに向けて飛ばしたそうです。
その内の何発かは はるばる太平洋を横断して 西海岸に落下し山火事などを起こしたとか。
それほどこんにゃくの糊は丈夫だったんですね。

まっ どうでもいい話ではありますが......

歳を取るにつれ 無駄な話しばかりが記憶されるようで.....


と云う所で NORIKO先生ありがとうございました。
また よろしく