-アラジンストーブ メンテナンスと販売- 暮しの道具とストーヴ『KEM-G』

芯上下式石油ストーブのメンテナンスと在庫ストーブのご紹介などなど
(石油機器技術管理士の資格を取得しています)

#0109 旧型ニッセンの相次ぐメンテナンスの巻

2017年03月19日 | 日記
旧型のニッセンをメンテナンスして欲しいという、

同業の方からのご依頼が立て続けに2件。


このところ、ニッセンはご無沙汰していましたので、

喜んで引き受けました。






どちらも、年式相応に疲れてはいますが、

致命的な症状は無く、磨き次第で十分に復活させられそうです。


もうシーズンも終わりだから仕上げはゆっくりでいいよと、

ありがたいご依頼。

花粉が収まった頃に手がけ始めましょう。





さて、皆さんお使いのアラジンの芯の周り、こんな事になってませんか?




冬が終わって、押入れにしまい込む前に、

せめて、この汚れだけは落としておいたほうがいいですよ。


この汚れ、ついたばかりの頃はまだ柔らかいのですが、

時間が経つと、どんどん硬くなって、落としにくくなります。


来シーズンに使い始める時にも、ここが綺麗だと気持ちいいですし。


落とし方は、ブログの#0090で紹介していますので、

参考にしてみてください。





兵庫県のNさん、お待たせいたしました。


#15のタンクカットモデル、あのネジの部分はこんな状態です。




金属が裂けて傷口が広がっており、騙し騙しネジを固定させても、

ちょっと力が加わっただけですぐに外れてしまいます。



そして、タンクの内側はこうなっています。




ここをうまいこと溶接できれば、ネジがダメになっても、

また使えるようになるかもしれませんが、

残念ながら、この部分には手が届きません。



という訳で、ここがやられてしまうと、お手上げなんです。

ご連絡お待ちしてます。