-アラジンストーブ メンテナンスと販売- 暮しの道具とストーヴ『KEM-G』

芯上下式石油ストーブのメンテナンスと在庫ストーブのご紹介などなど
(石油機器技術管理士の資格を取得しています)

#0126 アラジンもやっぱり臭うじゃないの巻

2017年12月07日 | 日記
ストーブを使い始めるこの季節、たびたび耳にするこの言葉。

「臭わないストーブって聞いたから買ったのに、アラジンもやっぱり臭うじゃない。」



よくよく聞いてみると、

10人中ほぼ10人の方が、去年の残った灯油を使ってました。



ポリタンクに残った前の冬の灯油。

見たところ、色も変わってないし、匂いもこんな感じだし、

3月末に買ったやつだから、半年ちょっとしか経ってない。

それに何と言っても、もったい無いじゃない。



皆さん、だいたいこんな理由。



見ても、匂っても、大丈夫そうな前シーズンの灯油。

何のなんの、しっかりと変質してます。


どう変質して、何が悪さをしているのか学問的なことは分かりませんが、

臭いの原因はこの変質灯油。



この問い合わせをいただいた方には、

ストーブの灯油を直ぐにポリタンクに戻して、

古い灯油が入ったままのポリタンクを持って、

灯油を買いに行くようお話します。



灯油を売っているガソリンスタンドやホームセンターならば、

古い灯油がまだ入ってるんだけど、と言えば、

まず間違いなく、古灯油を捨ててくれます。



さて、新しい灯油を入れなおして、もう一度、火をつけてみてください。

芯に残った古灯油が燃えれば、もう臭いはしなくなります。



暖かくて、臭いのしない冬をお楽しみください!







さて、今日のオマケ。


何だか変ですが、どこがおかしいか分かりますか?











「たいしん 」と入力して真っ先に変換されるのが、この「耐震」

消火装置は揺れに耐えてはいけません。


気をつけていれば、気がつくはずなのに、

よっぽど慌てていたのでしょう。


このシールを作製した人は、随分と怒られたでしょうね。

私も気を付けないと。