我が家のカミさんと息子が大ファンの、
埼玉・入間市花ノ木で自家焙煎珈琲を販売している「Coffee Tango」さん。
このタンゴさんから不思議なストーブのメンテナンスを承りました。
国産のストーブのようですが、見たことがない。
チムニーには Golden Light と赤い文字。
漢字の「光」をデザインしたと思しきロゴマークも。
昔々の暮しの手帖を引っ張り出してきて、
ストーブ比較の特集記事には出ているだろうと探しましたが、
出ていない。
「ストーブ」、「Golden Light」で検索しても出てこない。
お手上げです。
正体不明の国産らしきストーブのメンテナンスが始まりました。
このストーブ、面白い特徴がありました。
古い国産のストーブは、ストーブとしての心臓部は
アラジンかパーフェクションのどちらかを真似て
設計されていることが多いのですが、
この Golden Light は、アラジンとパーフェクションの両方を真似してるんです。
詳しく言うと、
芯を上下させる機構はアラジン#15の真似。
燃焼のさせ方はパーフェクションの真似。
なんで、どちらかにしなかったのでしょう?
芯を上下させる機構はシーソー式でアラジンと同じですが、
芯をシーソーに取り付ける方法は、アラジンとはちょっと違います。
芯と金属の輪っかを少し長めのボルトとナットで固定して、
長く出っ張ったボルトをシーソーの片側に引っ掛ける方式。
シーソーの片側との接合の写真は後ほど。
次に、燃焼のさせ方はパーフェクションについてですが、
パーツの設計はパーフェクションと全く同じ。
つまり、これです。
設計を真似しているので、芯の直径もほぼ同じ。
だから、ニッセンの芯が流用できます。
もし直径が違っていたら、このストーブをもう一度使うことはできないところでした。
ここまで分かれば、あとは作業のみ。
ニッセンの芯に、先程の輪っかを取り付け、
シーソーの片側に取り付けて、
準備完了です。
部品を全てクリーニングし、再び組み上げて、さて着火です。
燃焼のさせ方はパーフェクションの真似なので、炎の色はオレンジ。
パンチングメタルの奥で燃える炎が、いい感じです。
でも、このストーブはパーフェクションの親戚なので、
芯をちょっとでも出し過ぎると、煤がモクモク。
使い方には気を使う、気難し屋さんのストーブです。
さて、タンゴさん。
随分と寒くなってきました。
ストーブの調子はいかがですか?
埼玉・入間市花ノ木で自家焙煎珈琲を販売している「Coffee Tango」さん。
このタンゴさんから不思議なストーブのメンテナンスを承りました。
国産のストーブのようですが、見たことがない。
チムニーには Golden Light と赤い文字。
漢字の「光」をデザインしたと思しきロゴマークも。
昔々の暮しの手帖を引っ張り出してきて、
ストーブ比較の特集記事には出ているだろうと探しましたが、
出ていない。
「ストーブ」、「Golden Light」で検索しても出てこない。
お手上げです。
正体不明の国産らしきストーブのメンテナンスが始まりました。
このストーブ、面白い特徴がありました。
古い国産のストーブは、ストーブとしての心臓部は
アラジンかパーフェクションのどちらかを真似て
設計されていることが多いのですが、
この Golden Light は、アラジンとパーフェクションの両方を真似してるんです。
詳しく言うと、
芯を上下させる機構はアラジン#15の真似。
燃焼のさせ方はパーフェクションの真似。
なんで、どちらかにしなかったのでしょう?
芯を上下させる機構はシーソー式でアラジンと同じですが、
芯をシーソーに取り付ける方法は、アラジンとはちょっと違います。
芯と金属の輪っかを少し長めのボルトとナットで固定して、
長く出っ張ったボルトをシーソーの片側に引っ掛ける方式。
シーソーの片側との接合の写真は後ほど。
次に、燃焼のさせ方はパーフェクションについてですが、
パーツの設計はパーフェクションと全く同じ。
つまり、これです。
設計を真似しているので、芯の直径もほぼ同じ。
だから、ニッセンの芯が流用できます。
もし直径が違っていたら、このストーブをもう一度使うことはできないところでした。
ここまで分かれば、あとは作業のみ。
ニッセンの芯に、先程の輪っかを取り付け、
シーソーの片側に取り付けて、
準備完了です。
部品を全てクリーニングし、再び組み上げて、さて着火です。
燃焼のさせ方はパーフェクションの真似なので、炎の色はオレンジ。
パンチングメタルの奥で燃える炎が、いい感じです。
でも、このストーブはパーフェクションの親戚なので、
芯をちょっとでも出し過ぎると、煤がモクモク。
使い方には気を使う、気難し屋さんのストーブです。
さて、タンゴさん。
随分と寒くなってきました。
ストーブの調子はいかがですか?