-アラジンストーブ メンテナンスと販売- 暮しの道具とストーヴ『KEM-G』

芯上下式石油ストーブのメンテナンスと在庫ストーブのご紹介などなど
(石油機器技術管理士の資格を取得しています)

アラジンの芯は何シーズン使えるの?

2013年02月11日 | 日記
「アラジンの芯は何年持ちますか?」

ストーブを出品していると、とってもよく聞かれます。

今までは「2シーズン過ぎたら換え時です」とお応えしてたのですが・・・、

人によってストーブに火を点けている時間も違うのに、

それを、まとめて「2シーズン」と言い切ってしまうのは、

なんとなく、いい加減な応対のような気がして、

ちょっとばかり気になってました。


そこで、「○センチ減ったら換え時です」と言えるか、調べてみることにしました。


まずは新品の芯の写真です。



新しい芯の上部は、オレンジ色の帯のようなところから、ちょうど5cmあります。


次に、芯クリーナーで何度削ってみても、直ぐに炎がオレンジ色になってしまう

ストーブの芯を測ってみました。



そうすると、例のオレンジ色の帯からは、4cmちょっとでした。

ということは、1cm減ると、そろそろ換え時と言っていいのではないかと。


芯の減り方と炎の具合は、ストーブによっても違うと思いますが、

この結果が判ってからは、

「オレンジ色の帯からの長さが4cmになったら、そろそろ換え時です」とお答えするようにしました。


なかなかお伝えしにくいことを、誰にでも分かりやすくお伝えするというのは、

なんとも難しいもんです。







ストーブとヤカンのお話

2013年02月05日 | 日記
骨董市でアラジンを出品していると、

昔、実際に使っていたお客様から、

「これでお豆を煮たのよ」とか、「ヤカンをのっけてねぇ」と、

暖をとる以外にも、ストーブが役にたっていたお話をたくさん伺います。

景色としてはなんともいい感じの、アラジンの使い方です。


我が家の#25や#39、二個イチ ヨシオは、いつもヤカンを載せられて、重たい思いをしています。


上の写真は#25に載せた5リットルのヤカンで、これでも結構大きいのですが、

我が家には、ラグビーの合宿にも使えそうな8リットルのヤカンもあり、

たまに8リットルのヤカンも、載せてます。


ここまで大きくなると、ストーブ本体がグラグラしてしまって、ちょっと心配です。


そこで、座りのいいヤカンを探していたら、先日、いい感じに古さが染み出ているのを見つけました。

カーリングの石のような、安定感があるグッドデザインです。


とっても気に入って、早速、アラジンの上に載せてみたところ、

なんだか妙に、シューシューとお湯が沸く音が大きい。

旧いヤカンだから、これもまた味なのかなぁ、なんて悠長に構えていたのですが、

ちょっと変だなと思って、ヤカンの裏を見てみたら、あれまぁやられた!

底にほんの小さなヒビが入っていて、水漏れ! 買う前には気がつかなかった!

大きな音の原因は、漏れた水(お湯?)がストーブの天板で蒸発する音だったのです。


気に入って買ったヤカンでしたが、水漏れでは仕方ありません。

他の目的に使うか、お払い箱か、どちらかの運命。


お金はもったいありませんでしたが、こんな失敗をするのも、また骨董の楽しみ。

アラジンに似合うヤカン探し、まだまだ続きます。






















現在のストックストーブのご紹介

2013年02月03日 | 日記
桐生の骨董市にお越しいただいたお客様、お待たせしました。

今日現在でストックしているアラジンをご紹介します。

全部で7台。

どのストーブも分解清掃、メンテナンス済みで、

芯を入れての燃焼試験で、綺麗な青い炎を確認したものばかりです。


お問い合わせいただく際、他のストーブと混同しないように

各ストーブの「管理番号」を記載しています。


それでは、年式の旧いものからご紹介していきます。


↓管理番号#0007:アラジン シリーズ15(昭和32年~)販売価格 34,000円


このストーブには新品の芯が装着されておりますので、ご利用に際し芯の購入は不要です。



↓管理番号#0013:アラジン シリーズ25(昭和46年~)販売価格 24,000円 



↓管理番号#0010:アラジン シリーズ37(昭和48年~)販売価格 19,000円


↓管理番号#0005:アラジン シリーズ38(昭和50年~)販売価格 18,000円
 ※このストーブが、1月にご紹介した『二個イチ ヨシオ』です!


↓管理番号#0012:アラジン シリーズ38(昭和50年~)販売価格 16,000円


↓管理番号#0006:アラジン シリーズ39(昭和53年~)販売価格 21,000円


↓管理番号#0011:アラジン シリーズ39(昭和53年~)販売価格 19,000円


以上の7つのストーブが、現在の在庫ストーブです。

一番旧いシリーズ15には既に芯が入っていますが、

その他のストーブには未装着ですので、芯代が別途必要です。

芯代を別にしているのは、当店でお買い求めいただくよりも安く手に入れることが

出来る方にとって、芯代込みでは高い買い物になってしまうからです。

当店では、ストーブ購入の方に限り、2,000円(アラジンの芯の場合)で販売・取り付けしています。


桐生の骨董市でお問い合わせくださったお客様は、

次回3月の市で、実物を見てみたいストーブの管理番号とお名前を、

お渡ししたチラシの下部にあるメールアドレスまでお送りください。

チラシを無くしてしまった方は、1月20日のブログにチラシの写真が出ていますので、

そちらで確認してください。


なお、3月の桐生の骨董市までの間に、

2月23日の浦和、2月28日の川越の骨董市で、

今回ご紹介した在庫ストーブのうち何台かを並べる予定です。

どうしても早く欲しい方で、浦和・川越のどちらかの骨董市で実物を確認したい方は、

その旨、メールにてお知らせください。


今回の在庫ストーブのご紹介は、桐生の骨董市にてご迷惑をおかけしたお客様のために

行ったものです。

当店は、今のところネットでの販売は行っておりません。

全国各地の方からお問い合わせいただいても対応いたしかねますので、ご了承ください。



















桐生、いい感じでした。

2013年02月02日 | 日記
今日の桐生の骨董市。

天気予報通り、とっても暖かい一日で助かりました。



ストーブは#39の一台だけ持って行ったところ、

おかげ様で、既に4台もアラジンをお持ちの方に、

5台目としてお求めいただきました。

その後も、ストーブを欲しいという方が、次から次に

お見えになり、もっと持ってくれば良かったと後悔しきり。

春の陽気になるとの予報だったので、

もうストーブの季節はお終いかなと、1台しか持っていかなかった

のですが、とんだ計算違いでした。

お問い合わせの方の中には、来月(3月!)でもいいから見てみたいと

いう方もいらっしゃって、嬉しい限りです。


明日は、今日、桐生にお越しいただいた方々とお約束した通り、

今の在庫ストーブを全部、写真でご紹介します。

来月の桐生(3月2日)の会場で、実物を見てみたいストーブが

ありましたら、当方の携帯メールアドレスまでご連絡ください。

詳しくは、また明日。






明日は桐生に行きます

2013年02月01日 | 日記
1月の桐生は、雪で中止。

明日も大丈夫かなと思っていたけれど、なんだか春の陽気になりそうな天気予報。

あんまり暖かいと、「ストーブ買いたいなぁ」なんて気分にならないから、

もうちょっとだけ、寒くてもいいのになぁ、と独り言。

明日は、メンテナンスが終わったばかりの#39を持っていきます。

ビカビカに磨きあげたストーブを見に来てください。