▲ ここでも伐られずに残っている。▲
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暴挙と言われても仕方ない公園内の樹木伐採。
手順すら事前に案内されていなかったし
突然通行止めの場所が次々出てきて、あれよあれよという間に1200本…。
県会での決まり事だと当初取り合わなかった知事が
余りの反響に一旦中止を公表したけれど「後の祭り」になった。
おかげできれいに石垣が見通せて明るくなった…の評判が巷に溢れた。
普段公園に足を運ぶことのない人たちの好意的な評価が今も続くそうだし
不満を持っている人たちの声はどこかで歪曲?されている。
後追いの形で「自然保護」を訴える声を集める集会などが開かれているようだけれど
変な分断の芽がここでも生まれ始めようとしているから苦笑しかない。
市民、県民、国民の声に真摯に耳を傾けよう…などのスローガンがまたまた絵空事になりかねない。
県立、市立のせめぎ合いもまだまだ続くのだろうか。
石垣の景観保全の為に…の目的はとうの昔に忘れ去られたようで
以前にも増して西側の石垣はクサギに覆われている。
▲ 伐採前はたぶん目に入らなかったクサギ、手前の何本もの大樹が伐採されたために石垣を覆いつくしているのが見えることになったのは皮肉?だ。▼
(2023.08.08 明石公園)
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▲ 密に茂る対生の葉、葉柄は光を効率的に受けられるように長短がある。▼
(2023.08.28 和坂)
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石垣保全??
その石垣に今年はクサギが目立つ。
(2023.09.03 明石公園)
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見える部分だけ刈り取っただけでは石垣保全には無意味なことだ。
クサギ(臭木) シソ(←クマツヅラ)科クサギ属 Clerodendrum trichotomum
(2023.09.16 明石公園)
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▲ 冬芽・葉痕 ▲
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鳥が多かった鬱蒼とした森の雰囲気も、樹林伐採で無くなりました。
たまに訪れる人たちにはおおむね好評?らしいですが、
公園を日々の散歩コースにしていた近隣の人たちには不評。
明るい場所、暗い場所は日々そこを利用している人たちには自明のことですから
わざわざ全部を明るくしてしまうこともなかったようです。
おかげで隠れていたクサギも余計に増えた気がします。
そう言う経緯があったところに咲くクサギなのですね。
お城の石垣を覆うクサギですか・・・。
これからは、クサギを見ると色々なことを思い出しますね。
でも、やはりクサギのしべは自由奔放に見えてきました。
咲き始めは上を向く雄しべですね。
今年は冬芽や葉痕を忘れずに見てみたいと思います。
左右の葉柄の長さも確認しておきたいです。
ありがとうございました。