この樹には幾つかの果実が出来ていた。
(2020.04.15 明石西公園)
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この樹に果実が出来ているのを見たことが無い。
めしべをもつ花は探しても見つからないからだろうか。
自分で花を育てる事、花木を育てること、果樹を育てることをしないのだから
この樹がどんな花を咲かせているのか、正確にわかる筈もない。
ネット情報だけを頼りにしていると、様々な違いがごく普通に紹介されているから
その真偽なども自分で育てない限りは「推論」でしか無い。
この樹に果実が出来たのを見たことが無いことだけはハッキリしている。
▲ 果実が出来るためにはおしべとめしべ、或いは雄花と雌花、時に両性花…と言われる。
花だけを見ていると、おしべは完全(受精能力があるかどうかは見た目では分からない)だが、
枯れためしべ(受粉出来ないめしべ?)が画像にはあるように感じる。▼
▲ 両性花(或いは雌花)だと、この部分が子房に当たる筈だが、膨らみは無い。つまりは雄花…と言う事か。
雄花に果実が出来る筈もないから、この樹に果実が出来ない…と言う事になる。▼
カリン(花梨、花櫚) バラ科ボケ属 Chaenomeles sinensis
榠樝(べいさ)、花櫚 生薬名は木瓜(もっか)
安蘭樹(アンランジュ)または菴羅樹(あんらじゅ)、菴羅はマンゴーのこと。
(2020.04.08 大道町)
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▲ 上はカリンの冬芽 下はカリンの両性花 果実が出来る可能性がある花。 ▼
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カリン 冬芽から芽吹きの頃 カリン(花梨、花櫚)
カリン(花梨、花櫚)
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