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何度かタンポポの交雑種の広がりを調査しています…の告知を教えられた。
各地からの情報を募っての広がり調査。
何時しかそれが外来種に対しての差別?になりはしないのか、そんな会話も聞こえたりして
「外来種 = 在来種の存在を淘汰してしまう悪者」という図式が醸成されてしまったように感じた頃がある。
随分昔のことだし、タンポポ調査そのものの意図しない結果だとは思うのだけれど
一度広がってしまったものは取り除くには伝播の比ではない長い時間が要る。
交雑種が悪、その図式が語られるのも未だにその名残なのだと思う。
海外から意図されずに持ち込まれるもの、意図して持ち込まれるものの多さは人の動きの結果だ。
▲ セイヨウタンポポ(赤実タンポポ) ▼
(2024.03.27 明石公園)
☆
ここも遊具が新しくなり、ボールが道路に飛び出さないようにと
金網フェンスが公園内に出来た。
白花蒲公英が出ていた場所はその工事で何も無くなったけれど
辛うじて生き残っていた白花が一輪、交雑タンポポも咲いた。
セイヨウタンポポ(西洋蒲公英)キク科タンポポ属 Taraxacum officinale
アカミタンポポ(赤実蒲公英)Taraxacum laevigatum
(2024.03.31 田町)
☆
▲ ロクアイタンポポと思われる花の総苞片部分 従来在来タンポポとの区別点と解説されている総苞片部分の反り返り。▲
公園内でも交雑タンポポは増えている気がする。
カンサイタンポポとセイヨウタンポポの交雑種だけれど、
花径も茎も巨大と表現できそうな「ロクアイタンポポ(埋め立て造成された六甲アイランドで見つかった。仮称の域を出ていないらしいが)」も進出しているのだろう。
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