花弁の幅が狭いのが支那連翹か朝鮮連翹。
広いのは連翹。
葉が同時に広がるのが支那連翹、遅れて広がるのが朝鮮連翹。
その程度の区別しかできていない。
そんな中に連翹と支那連翹を交配させた園芸種も登場している。
ますます普通に栽培されているものを見た目だけで区別することが難しいと感じる。
▲ 花と同じ頃に葉も広がるので、遠目にもはっきりと黄緑色が広がる。▼
▲ インテルメディア(Forsythia x intermedia) レンギョウとシナレンギョウとを交配させた種類だろうか。栽培品種にスペクタビリス(Forsythia x intermedia ’spectabilis’)
こういう交配種が登場してくると、やはり栽培されている場所での区別が必要だと感じる。▼
シナレンギョウ(支那連翹)モクセイ科レンギョウ属 Forsythia viridissima
チョウセンレンギョウ(朝鮮連翹)Forsythia viridissima var. koreana
レンギョウ(連翹) Forsythia suspensa
花が咲いていても、この程度では区別もつかないのだけれど、かなり無理やり区別している。
他にショウドシマレンギョウ、ヤマトレンギョウがあるが近隣で見る機会はない。
(2024.04.05 須磨離宮公園)
☆
▼ 雌雄別株 雌しべが1個、雄しべは2個。
雌花の花柱は雄しべより長く、雄花は逆に雌しべが退化し雄しべが長い。との記述が多く当然だけれど雄花は結実しない。
従前、そのように理解していたけれど幾つもの場所で花を撮っていて腑に落ちることは無かった。
『レンギョウ属の花は両性。花柱の長さの違いがあり、長い花柱を持つ花は雄しべが雌しべより短く、
短い花柱を持つ花は雄しべが雌しべより長い。』の記述に出会って、そうなんだ…と納得したことを思い出した。
左が「長花柱花」 右が「短花柱花」になる。
☆
▼ 開き始めた花より少し遅れて葉が広がるチョウセンレンギョウの方は、遠目では黄色が目立つ。▼
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