けにーやじま (旧無礼講ロッカーズ)

信濃三十三観音札所NOW!
令和以降は長野県内外の札所めぐり、古刹名刹訪問記が主です。

井戸の茶碗 その弐

2011年10月24日 | 落語

立川談慶さんを見に門前寄席の会場へ。日曜日の夕刻に生で落語が聴けるのは、いい。

司会者が「今日は立川談志さんを・・・」と紹介したのでギョっとした。

なんと、談慶さんの二席目は先日の狂志先生と同じく「井戸の茶碗」であり、こないだの分までゆっくりと楽しめた。ところが、ここぞという一瞬の静寂に後ろから「ンゴ~♪」と長閑ないびきが。

木戸銭は破格であった。このように気軽な機会が増えてくれれば嬉しい。


エデンの東

2011年01月13日 | 落語

快楽亭狂志先生の新春高座に行けませんでした。

9代目桂文治の全CDを集め終えた。立川談志の落語本の他、特に三遊亭円丈の著書「ろんだいえん」で取り上げられていて気になったのがきっかけ。
どの噺を聴いても同じに聞こえ、どの噺もストーリーを追うことなく聴けるせいなのか、癖になってしまい、もう半年近く毎晩聴いている。毎晩聴いても本当に飽きない。
「野崎」という出囃子で、「九代目桂文治 昭和の名人~古典落語名演集」というCD第二集の第一席に収録されている太鼓と三味線、鐘の音は迫力がある。

今度の日曜日に三遊亭円丈師が長野市若里市民文化ホールにやってくる。AC長野パルセイロの応援に南長野にやってくる熱狂的巨人ファン、ガッポリ建設の小堀氏のお師匠さんだった人だ。数年前更埴に円丈師が来た際、猛烈に年齢層が高い聴衆の中でのパソコン落語は緊張感があった。サインが欲しい。


落語立川流の夏(2)

2010年08月31日 | 落語

またも、落語立川流の夏。長野落語会に行ってきました。

・立川談修 「蛙茶番」
初めて聴く噺。おもしろいです。

・立川談慶 「死神」
佐久に続いて2度目の「死神」。落語を知らない人でも間違いなく楽しめます。

・立川龍志 「五人廻し」
生でこの噺を聞くのは初めてです。本格派だと思いました。

帰りに快楽亭狂志先生にお会いしたところ、龍志師匠の「五人廻し」にご機嫌でありました。

龍志師匠の高座の途中、少し離れたオバチャン連中がヒソヒソ話を止めないのが気にかかり、噺に置いていかれ訳がわからなくなった。江戸言葉を聴き取り、理解しようと必死こいてるのに本当に困ったもんです。現代にも舞台番の半ちゃんが必要だ。


落語立川流の夏

2010年07月21日 | 落語

7/16、旧臼田町の「コスモホール」で立川流の噺家のみなさんによる落語会があった。
長野県出身の真打ち、立川談慶さんがそのホールの館長に就任した記念の会で、ミッキー亭カーチス、談笑、家元も登場という豪華さ。いいのか3,000円の木戸銭で。

ミッキー亭カーチスは「饅頭こわい」の英語版。談笑さんは「つぼ算」。とても面白い。

中入り後、家元が登場。初めて生で見て緊張。病気明けで声が出ない中でしたが、マイク片手にジョークを目一杯披露してくれました。流石の粋な振舞いです。こっちはよーく聴いてひたすら唸るだけです。
トリの立川談慶さんは「死神」の熱演後、踊りも披露する熱演。いいですね。ただし、終演後に緞帳が下りるタイミングがあまりに早すぎて会の余韻がぶったぎられたのが切なかった。

今週は志の輔さんがやってくる。盆前には快楽亭狂志さんもネオンホールで怪談噺の会を開くということで落語三昧の夏だ。


「川柳の芝浜」

2010年06月08日 | 落語

車の中では川柳川柳師匠の「ジャズ息子」快楽亭ブラック師匠の「川柳の芝浜」と「演歌息子」の入ったCDを毎度かけっ放し。エンジンをかけたが最後、何度聴いても引きずり込まれる。他のCDに替える気が起こらない。

この間、ブラック師匠のDVDで「川柳の芝浜」を見ている途中で寝てしまい、起きたところカミサンから「ブラック師匠のDVDを流しっぱなしで寝ないように。」と注意を受ける。どうやら私が寝ている間にカミサンは「川柳の芝浜」以降に収録されている他の二席を見てしまったようだ。当然、それらが一体どういう噺なのかを私はまだ知らない。どのくらい強烈な噺だったのか?またの楽しみにしておこう。

八代目春風亭柳枝師匠のCDを集めようと思案中。しかし落語CDは音源の重複具合がよくわからん。