子守を頼まれ「ゴーカイジャーvs宇宙刑事ギャバン」という映画を観に連れて行った。子供料金も結構なもんで、保育園児から料金発生とは驚きである。保育園未満でも必要あらば座席料金を取るという。
館内に充満するキャラメルのような甘ったるい匂いが鼻を突く中で、まぁ寝てりゃいいやと思ったが、イザ始まると強烈な大音量で先が思いやられた。
しかし、さすが子供向けの映画であるから上映は一時間で終わった。上映の間、ちびつこ達は集中してよい子でいた。
宇宙刑事ギャバンに変身する人は少々トシをくっており、ゴーカイジャーのメンバーは水商売っぽい。悪役戦闘員の出で立ちにはスキーのレーシング・ワンピが利用されていた。
物語の大筋は正義・友情・師弟愛・助け合いというテーマで、半分は戦闘シーン。よく一時間持たせていると思う。ヒーローは変身した後に必ず自分の名を名乗り、ポーズを決める。
桂小春團治師匠の名作「教科書戦士スーパーカリキュラム」を思い出した。スーパー倫理社会。