あなたの毎日に楽しく実践!宇宙の叡智♪アーユルヴェーダドクターのブログ

アーユルヴェーダは、古代から人々を癒してきたインドの伝統医学です。おうちでできる簡単な免疫力アップ法!

プーネの町をリキシャ(自動三輪車)で走る。

2008-01-12 02:23:26 | インド生活
プーネ1日目!
思ったほど寒くもなく、暑くもない。
昼間は半袖、Tシャツだけでも平気そうだけど、わたしは寒がりなので
フリースを着る。

インドの樹々は年中葉っぱをつけていて、プーネ市内の住宅地の道路を緑で囲んでいる。

町中を移動する簡単な手段は、オートリキシャとよばれる三輪車タクシー。
タイでは確か、トゥクトゥクと呼ばれるはず。
バイクのエンジンをのせたこの車は、1キロ8ルピー=約30円。
ちなみに、市内バスの初乗りは2ルピー。

この便利なオートリキシャは短距離の移動に便利。
市内の行きたいところを告げて、乗り込む。
リキシャの運転手(リキシャワラという)が、メーターをかちーん!と倒して
走り出すとガタガタガタガタ、ガタガタガタガタと揺られながら進んでいく。
窓もドアもないが、ひさしが低いのでかがんで外をながめる。
リキシャによっては、クラクションを改造したり、屋根の色を張り替えたり、様々。
だが、タクシー用の目印は黄色の車体に黒の屋根。
久しぶりの町は、きれいに舗装された道路が増え、リキシャの乗り心地も少しよい。
それに、なんとなく視界が以前にくらべて明るい気がする。
あとで聞いたことには、ガソリンの質が変わったそうな。
それでもまだまだ排気ガスで白く曇った景色を日本から持参した2重のマスクで顔を覆って目を凝らす。
真新しい、ガラス張りの大きな建物がずいぶんと増えた!
ビジネスホテル、ショッピングモールがピカピカしている。
それに、以前からある軽自動車だけでなく普通乗用車も多くみられる。



 ここ数年のプーネ市はIT企業の進出が目覚ましく、車の交通量が年々増えている。
リキシャは大きなトラックや、トヨタカローラ、スズキZEN(アルトだとおもう)
ベンツなどの隙間をぬって走る。
車間距離なんて、あったもんじゃない。
後ろからバスがぷあーん!とクラクションを鳴らす音には心臓がひっくりかえりそうになる。

お昼時と夕方のラッシュ時なんて、全く動かないほどの大渋滞。
リキシャは歩道の上をまるで亀が全速力で逃げるように走る。
車線はあって、ないようなもの。

牛が荷物をひきながら歩いているし。
高速道路のはずなのに、人が横断しているし。
ロバが道の真ん中で、たたずんでいる。

 一応ある信号と警察官がススメ、とトマレの指示をだしている。
交差点でリキシャにのって止まっていると、物乞いやら、物売りが近づいてくる。
あるときは、ジャスミンの花を糸に通した髪飾り。
または、インドのカレンダー。
なぜか、世界地図。
操り人形。
オレンジ色の窓ふき用ぞうきん。

ジャスミンの髪飾りを買っている人は見かけた。
だけど、他のよくわからない品物を
車の窓をあけて買う人はみたことがない。

リキシャにのっていると物乞いの手が膝をたたく。

早く信号が青になってくれるように、どきどきしながら
じっと前をみる。

道ばたのチャイやさん。
キオスクほどの雑貨屋さん。
金物屋さん。
八百屋さん。
散髪屋さん。

どれも大きい店構えではないが、ガラス張りの大きなショッピングモールより
活き活きとしている。

今日は、リキシャにのって、プーネの町の城下町とでもいえる中心部にある
アーユルヴェーダのクリニックに向かう。
 早朝ついたばかりだが、今日は金曜日。
クリニックの先生であるヴァサント=ラッド先生は土日は休診。
3日後まで会えなくなってしまう。
 
 インドのあたたかさが気持ちよくて、寝不足のはずなのに
全く平気。
 
それに、これからのプーネですごす3-4週間を思うと眠っているのが
もったいない。

 ラッド先生のクリニックでの様子はまた明日。