あなたの毎日に楽しく実践!宇宙の叡智♪アーユルヴェーダドクターのブログ

アーユルヴェーダは、古代から人々を癒してきたインドの伝統医学です。おうちでできる簡単な免疫力アップ法!

患者さん?お医者さん?

2008-01-22 23:13:06 | ラッド先生の診察室
12月19日水曜日

ラッド先生のクリニック。

待合室から奥の診察室に入ると、新しいクラスメートが増えていた。

おととい、最後の患者さん”ジャイシュリ”。



彼女もアーユルヴェーダを学んでいたのかな。


と、思っていたら、膝の痛みを訴える女性の足をチェックするとき、
ジャイシュリがなれた手つきで女性の足をもちあげた。

患者の検査の値もスラスラと読んでチェックしている。

彼女はアメリカで育ったインド人医師だった。
アメリカの医学部を卒業して、カリフォルニアで環境と病気の関係を専門に
診療をしながら、大学の講師を勤めているらしい。


インドの標準語であるヒンディー語は話せるのでプネーの地元の
言葉であるマラティー語もときどきわかるようだ。

ラッド先生と患者さんのやりとりを時々訳してくれる。
また、現代医学の治療法や症例の経験談を話してくれる。

心強いクラスメートができた。

40代、伝統的インド人女性のサリーは着ていないし、英語のアクセントも
インドなまりが全くない。

名刺をくれた。

”ジャイシュリ 医師
カタックダンサー、ヨギニ、タブラ奏者、ジプシー、アシアツプラクティショナー、、”

カタックダンスはカルカッタのダンス。ヨギニはヨガを実践している人。タブラはインドの伝統的打楽器。
ジプシーは旅が好きな人なんだろう。

アシアツプラクティショナーとは、なんだろう?
足+指圧?

なんとなく日本語っぽい響き。

すると

ジャイシュリ”日本語、全然、わかりません。”

と、おちゃめな目で彼女がにっこり。

私”?????”

私”日本語、わかるの?”

ジャイシュリ”ニホンゴ、ゼンゼン、ワカリマセン”

私”すごい!わかるでしょ!?”

ジャイシュリ”。。。。。。。”

ニコニコ笑ってこちらをみる。

私”マラ マラティ サマスタ ナヒン(私は マラティ語 わかりません)”

ジャイシュリ”tW(0IRI#_???wwf"R`]J*Ff :fj;:lF+*J gg....."

どうやら、”日本語がわからない”という一文だけ、覚えているらしい。

私のマラティ語のうろ覚えと同じである。

と、思ったら

”まったく、一語もわかりません”という意味のヒンディー語を

教えてくれた。

ジャイシュリ”日本にいいアシアツのいい先生がいたら教えてほしい。”

どうやら、アシアツというのは、足圧らしい。

私が今までに出会ったインド人やアメリカ人は概して日本にいい印象を持っていた。

日本食はおいしいし、日本人も好きだという。

ジャイシュリはおとといの印象より人なつこい感じ。

それにしても、医者という感じがしない。

プネーに到着して約1週間。

ラッド先生のクリニックで出会った女医さん3人目。