花恋人

山野草や蝶・トンボなどの昆虫、冬は野鳥です。

ツマベニチョウです。

2005-11-26 | Weblog
褄(つま・羽根の先端)がオレンジ色をしているのでツマベニチョウ。
シロチョウ科では日本最大の蝶です。
「幸せを呼ぶ蝶」と呼ばれていますが、飛んでいるところを見ていると
ダイナミックで、まるで戦闘機のファントムのようです。
花になかなか止まらないし、人が近づくとアッという間に逃げてしまいます。
今回、羽根を閉じたところを撮れませんでしたが、羽の裏側は保護色になっていて、枯れ葉に紛れたら、それこそ見分けがつかないほどだそうです。
表側のこの鮮明な色からは想像つきませんね。
雌(右or上)は後ろ羽根の表面に黒斑が多く、雄(下)は少ない。
比較してご覧下さい。


コメント (2)
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シロオビアゲハ(雌)です。

2005-11-25 | Weblog
シロオビアゲハの雄は黒地に白い帯という名前どおりの模様をしています。雌には赤斑型と白帯型があって、これは赤斑型ですね。シロオビアゲハの雄は、赤斑型の雌より白帯型の雌を好んで求愛することから自然界で目にするのは白帯型の雌が殆んどだそうです。とするとこの蝶は台湾など南方面からの赤斑型の遺伝子を持つ個体と考えられます。
こんなことを言ってはなんですが、この蝶を撮るのに30枚くらい写しました。とにかく忙しい蝶で、ジッとしてくれないのですよ。
参考までに白帯型の雄を下に貼ります。
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カバタテハです。

2005-11-24 | Weblog
元来外国種で台湾からの迷蝶、竹富島では定着しているそうです。開帳4cmくらいで地味な色合いのためよく蛾と間違われます。
あの下剤で有名なヒマ(ヒマシ油の原料)を食べて育つというのですからスゴイ!!前足が退化し、俗に4本足の蝶とも呼ばれています。
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アオタテハモドキです。

2005-11-23 | Weblog
これは雄です。鳥と同じように蝶の雄もハデハデですが、この蝶は雌も派手だそうです。
タテハがいて、似ているからモドキ、それに青いメタリックな色をしているからアオタテハモドキになるのだと思います。
参考に一緒に飛んでいたタテハモドキも貼ります。
ネーミングではキノコも同じですね。例えば「ホンシメジ」がある一方で、「ニセ××××モドキ」なんていう訳の解からないキノコもあったように思いますが・・・。
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スジグロカバマダラです。

2005-11-22 | Weblog
このチョウは、スジグロカバマダラです。カバマダラというチョウも一緒に飛んでいてよく似ているので下に貼り付けました。比較してみて下さい。
フワフワと飛ぶので、風にとばされて、とんでもないところで発見され、迷蝶として有名です。
マダラチョウの仲間は、鳥にとって非常にまずいらしく、食べてもすぐに吐き出してしまい、二度と食べなくなるそうです。鳥に食べられないようガガイモ科のトウワタなどを食べて、この毒を積極的に体に蓄積するそうです。この毒素は、そのままチョウになったときも温存されています。
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