門掛けのもみじ舞い散る冬支度

我が身に旅立ちの支度を教えているようで、寂しい景色です。
振り返ればいろんなことがありました。

「ねじれ」の効用

2008-01-16 09:59:41 | Weblog
衆議院と参議院のねじれを否定して
大連合を密室で合意した
自民党、民主党両党首は共に
総理にしたくないと支持が下落した。
ねじれ国会は国会に国民の目を惹きつけ、
民主主義が巧く稼動するエネルギーを
惹起した効用に気が付かない
トップではその評価は当然ではあった。
同じ国会議員として正義の鏡に照らして
論議すれば反対に終始しねじれて法案が成立しないと
視ることの愚かさが実証された。
全員賛成で成立したC型肝炎の被害者救済法は
正に正義の味方国民の支持の賜物であり、
この歴史に輝く好例を始まりにしたい。
国会の党利党略で法案が正義に関係なく
時期を延ばしたりして国益を損なっている
現状に痛いお灸を据えたものと
受け止め目を覚ましてして欲しい。
議論の公開による喚起のもと、世論の沸騰は
衆議院議員の多数にあぐらをかいていた自民党も
敵わなかった。国民の命を守る政治ではなく
被害に遭った国民を薬害で命を奪った事実を
天下りした製薬会社と結託し隠して責任どころか
裁判で敵に回して争う理不尽な対応には
それが政治かっ!と怒りを禁じえない。
第1の無党派政党が国会外に実はあってそれは
軍隊アリのように強力だったのである。
大連合を画策しても、その党首を葬り去られては
元も子もない。
いい気になっては墓穴を掘ることになると
国民の怒りに真摯に耳を傾け、国会議員の品格ある
対応を切望してやまない。