いよいよ消防設備士シリーズの最終回、甲種特類消防設備士です。
消防設備士の受験の手始めは、甲種2類(二度目で合格)から取りかかり、甲種特類の受験資格要件である甲種5類、甲種4類(三度目で合格)、更に、甲種特類は、甲種全類に関わるため、甲種1類から甲種5類の合格まで、約3年を費やす結果となりました。
センターのHPに掲載されている甲種特類の合格率も30%前後、これまで取得した消防設備士のテキスト、資料をフル活用し、万全の準備をして試験に臨みました。
目標は、45問中、70%以上の32問以上の正答です。(個別合格基準を考慮して)
受験資格:甲種1~3類のいずれか(全て取得)、甲種4類、甲種5類
受験地:東京(中央試験センター)
受験日:2014年1月25日
受験時の年齢:51歳
使用した教材
① 甲種特類消防設備士 精選問題集 オーム社編:◎
② 建築火災のメカニズムと火災安全設計 日本建築センター編:(参考)
③ はじめて学ぶ建物と火災 日本火災学会編:(参考)
④ 絵とき 消防設備技術基準早わかり 第11版 オーム社編:○
⑤ その他、甲種1類から甲種5類で使用した教材:○
甲種特類も適当な参考書がありませんでしたが、要点は、ルートCの部分なので、火災理論などを学習する上では、②と③は、あくまで参考資料として必要な部分のみ目を通しましたが、概ね①、④とこれまで対応してきた教材のポイントを押さえれば、問題ないと思います。
学習期間:概ね3ケ月(30~60分/日)
免除の活用:免除なし
結果は、
1.法令:53%(=8/15)≧40%(努力不足でした。)
2.構造・機能:73%(=11/15)≧40%
3.火災・防災:80%(=12/15)≧40%(理論的に得意分野。)
筆記試験:68%(=31/45)≧60%
最終結果:合格
法令は、苦戦しましたが、概ね当初予定の32問マイナス1問で、31問正答と言うことで、一発でクリアすることができました。
ビックリポン!!
若干、物足りなさも感じましたが、合格は合格!これで一連の消防設備士シリーズは完結です。
日々、応援してくれた妻M子にも感謝します。
全類制覇の消防設備士の免状です。
これからは、最初の2年目、以降5年毎の法定講習の受講義務を果たしてまいります。
追伸)
消防設備士の各類を受験する場合、法定義務のある各類の法定講習のテキストが一番学習し易い教科書だと、感じました(問題集は別途)。消防設備士の受験段階では、そのことの認識がありませんでしたが、業界の方ならば、その点は十分認識されていると思いますが、私も順次、法定講習を受講し、テキストの内容を一通り一読すると、市販の参考書より、よくまとまった教材だと思います。これから受験される方は、参考意見として、一度、先輩、友人から講習会テキストを見せてもらっては如何でしょうか?(但し、真剣に勉強することを前提として申し上げております。)
1. 日本消防設備安全センター:消防設備士講習用テキスト 消火設備:対象は甲種1類~3類
2. 東京防災救急協会:消防設備士講習用テキスト 警報設備:対象は甲種4類、乙種7類
3. 東京防災救急協会:消防設備士講習用テキスト 避難設備・消火器:対象は、甲種5類、乙種6類
4. 日本消防設備安全センター:消防設備士講習用テキスト 特殊消防用設備等:対象は甲種特類
5. 東京防災救急協会:消防設備士講習用テキスト 特殊消防用設備等・実務編:対象は甲種特類
ちなみに我が家では、各受験に使用した教材、講習会テキストで、本棚が一杯です。
次回は、記憶のはっきりしているところで、エネルギー管理士(熱)について記します。
(状況のよっては、内容に変更が生じる場合があります)