最終回だった『篤姫』、見ました。平均視聴率は1996年の『秀吉』以来の高さだったそうです。『秀吉』は30%もあったそうです。『篤姫』は30%の大台にはついに達しませんでしたが、最後の一ヶ月はそれに迫る勢いでした。今回の最終回も28%台。
それはそれとして、一年間、毎週欠かさず見ていましたが、おもしろかったです。特に最終回は、万感の思いと言うのでしょうか、見ていて泣きそうになるシーンが二箇所ありました。一つ目は、母娘の対面。離れ離れになり、もう二度と会うことは叶わないと思われた人たちに再び会えるシーン。なんというか、ぐっときましたね。二つ目は、ラストの篤姫がゆっくりと瞳を閉じるシーン。ここは、思いがけず、本当に思いがけず、嗚咽が洩れそうになりました。こんなことってあるんですねえ。
視聴率もよかったし、おもしろいと評判なので、今回の大河ドラマが特にいい出来だったと思われる方もいらっしゃるでしょうが、でも個人的にはそれほど突出していたとは思っていません。前田利家や山内一豊(漢字はこれで正しいの?)や義経は篤姫と同じくらいおもしろかったです。特に『義経』ではカメラが凝っていて、場面場面が一幅の絵のようで、光と影のコントラストが強調されている、美しいカットの連続でした。だから、どうして今回だけこんなに評判になったのか、ぼくにはよく分かりません。女性の心をつかんだ、なんて言われ方をよくしますけれど、そうなのでしょうか…。
けれどそうは言っても、やっぱりおもしろいことには変わりありませんでした。本当に数奇な運命だったのだなあ、と感慨が残ります。それに、和宮も似たような人生を送ったのですね。その運命における偶然の対比も興味深かったです(演出で対比させているのではなく、もともとの運命が対比的だということ)。
話は戻り、1996年の『秀吉』について。これは竹中直人のものすごいエネルギッシュな演技がとにかく強烈で、非常に楽しめましたね。
話は進み、来年の大河『天地人』について。またしても武田と上杉の時代のようですが、それは去年やったばっかじゃないか!と思っている人はたくさんいるはず。あの時代はどうも暗くて田舎臭くて、ちょっとなあ。信長と秀吉が活躍する少し前なんですよね。その泥臭さを不潔だと思われないように演出して欲しいです。
更に次の大河は『竜馬伝』。あの福山雅春が主演。竜馬って感じじゃないけど、大丈夫かなあ。
それはそれとして、一年間、毎週欠かさず見ていましたが、おもしろかったです。特に最終回は、万感の思いと言うのでしょうか、見ていて泣きそうになるシーンが二箇所ありました。一つ目は、母娘の対面。離れ離れになり、もう二度と会うことは叶わないと思われた人たちに再び会えるシーン。なんというか、ぐっときましたね。二つ目は、ラストの篤姫がゆっくりと瞳を閉じるシーン。ここは、思いがけず、本当に思いがけず、嗚咽が洩れそうになりました。こんなことってあるんですねえ。
視聴率もよかったし、おもしろいと評判なので、今回の大河ドラマが特にいい出来だったと思われる方もいらっしゃるでしょうが、でも個人的にはそれほど突出していたとは思っていません。前田利家や山内一豊(漢字はこれで正しいの?)や義経は篤姫と同じくらいおもしろかったです。特に『義経』ではカメラが凝っていて、場面場面が一幅の絵のようで、光と影のコントラストが強調されている、美しいカットの連続でした。だから、どうして今回だけこんなに評判になったのか、ぼくにはよく分かりません。女性の心をつかんだ、なんて言われ方をよくしますけれど、そうなのでしょうか…。
けれどそうは言っても、やっぱりおもしろいことには変わりありませんでした。本当に数奇な運命だったのだなあ、と感慨が残ります。それに、和宮も似たような人生を送ったのですね。その運命における偶然の対比も興味深かったです(演出で対比させているのではなく、もともとの運命が対比的だということ)。
話は戻り、1996年の『秀吉』について。これは竹中直人のものすごいエネルギッシュな演技がとにかく強烈で、非常に楽しめましたね。
話は進み、来年の大河『天地人』について。またしても武田と上杉の時代のようですが、それは去年やったばっかじゃないか!と思っている人はたくさんいるはず。あの時代はどうも暗くて田舎臭くて、ちょっとなあ。信長と秀吉が活躍する少し前なんですよね。その泥臭さを不潔だと思われないように演出して欲しいです。
更に次の大河は『竜馬伝』。あの福山雅春が主演。竜馬って感じじゃないけど、大丈夫かなあ。