約30年ほど前の話です。
当時「ネバーエンディング・ストーリー」という映画が公開されて、
その主題歌である同名の曲をリマールが歌い、
日本でもヒットしていました。
ただ、当時の私はハードロック系メインで聞いていて
街で流れているこの曲を聞いても
「いい曲だとは思うけど好みではないかな」
という感じで聞き流していた記憶があります。
で、最近の話。
車で移動中にラジオからこの曲が流れてきて
「ああ。当時特に好きではなかったけど懐かしいではあるな」
みたいな感じで耳を傾けてたら「あれ?」と思うことがあり、
気づきました。
「こいつサビ歌ってない!!!」
いや。正確には歌ってないわけじゃないのですが
サビの部分は別の女性ボーカルが主旋律を歌っていて
その部分はリマールのパートは音量すら小さくなっていたんです。
リマールってたしかバンドを脱退してソロになったんですよね?
で、この曲はソロ名義の最大のヒットですよね?
ソロ単独の名義でデュエットとかフューチャリングとか無いですよね?
リアルタイムでちゃんと聞いていた人からすると
周知の事実かも知れませんが、
今更知った私にとっては驚愕の事実でした。
「じゃあライブとかどうしてたの?」と動画を漁ってみたら
テレビ出演の画像が引っかかったのですが、
やっぱり絵的には完全にデュエット曲ですね。
(→LIMAHL - The Neverending Story (LIVE) - YouTube)
これで相手がクレジットすらされていない
(→THE NEVER ENDING STORY - Wikipedia)
と言うのはすごい話だと思うのです。
ちなみに、その脱退したバンドであるKajagoogooは
その後オリジナルメンバーでの再結成をしていて
その時にこの曲をやっているのですが、
サビの主戦慄をベーシストが完全に歌いこなしていてちょっとおもしろかったです。
(▶ Kajagoogoo Never Ending Story. - YouTube)
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