TINY ROPES
僕たちはここにいる。どのくらいの間?
でもそれは運命なんかじゃなく、ただの偶然。
一人立っているわけでも、手を取り合っているわけでもない。
細いロープが僕たちをつないでいるんだ。
もしここから離れ、自由になりたいのなら
そのロープを放せばいい。それだけで十分だから。
手を離せばこのロープは消えてしまい
切り離されてしまう。
それをとめることはできない。
拙いロープでつながってる
だれもしばることはなく
裏切るかもしれない。なのに頼りにしはじめている。
だから、誰も手放さないことを祈るだけ…
1992 For Acrophobia
| Trackback ( )
|